風にそよぐ草 (集英社文庫)
風にそよぐ草 (集英社文庫) / 感想・レビュー
swshght
原題「L'Iincident」(ランシダン)は「ちょっとした出来事」の意。大人の恋は「ちょっとした出来事」から発露する。男女が遭遇する思いがけない恋。そのときめきが文体に憑依している。単文の積み重ねが軽妙なリズムを生んでおり、テンポの良さと文章の明快さは抜群。また、独特な語りも面白い。語り手の「私」はあくまで第三者なのだが、愛の虜になった男女たちにしばしば口を出す。この独り言とツッコミの妙が不思議な空気を出す。会話にも「」がなく、状況描写に組み込まれている。まさに自由自在だ。アラン・レネの映画もお試しあれ
2012/11/02
団塊シニア
期待して購入しましたが訳者の内容がわかりにくい、財布を拾い、電話し、ストーカー的な態度で警察沙汰、そこから大人の恋というのは飛躍しすぎて理解しにくい。
2012/02/28
rinrin
【BOOK-27】⑦
2012/02/09
オガタケンイチ
★★★★
2017/07/19
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