暗き炎 上 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)
暗き炎 上 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
「ギリシャ火薬」というのはたぶん石油なのでしょうね。なかなか登場人物が多く、読むのに大変です。いちいち戻ってこれは誰なのか、ということを確認している始末です。主要な人物はわかるのですが、二つの事件に対sてどのようにしていくのかが、下巻でわかるのでしょう。
2016/05/02
ann
以前、時間がなくて数ページでリタイアしたのが信じられないくらい面白い。「支配者」を先に読んだが、却って良かったかも。明日から下巻へ。
2018/06/12
Nat
面白かったが、従兄弟殺害の容疑者として捕らえられているエリザベスの謎。ギリシャ火薬の謎と謎だらけだった。最後にシャドーレイクの愛馬チャンセリーが!涙しつつ下巻へ。
2021/01/11
星落秋風五丈原
「液体で独特の匂いがして水上に流して火をつけると一瞬にして帆船が燃える」ギリシャ火薬は、現代で言うところの石油だろうか。クロムウェルの必死さがひしひしと感じられる回。自らも政敵を何人も倒して来たとはいえ、いざ自分がその立場になると、上司がどんな人だか骨の髄までわかっているだけに恐ろしいのだろう。そのとばっちりを受けてびしばしとプレッシャーをかけられたシャ―ドレイクに、下っ端サラリーマンの悲哀を見る思い。主人公が越えるべきハードルは、シリーズを越えてどんどん高くなっていくからこそ面白い。ああ可哀想に。
2015/02/16
sawa
★★★★☆ 従弟殺しの容疑をかけられた少女の弁護を手掛けながら、クロムウェルに依頼された「ギリシャ火薬」の製法と現物を探すはめになった弁護士シャードレイク。粗野だけどとっても魅力的なバラクと共に事件を追う。登場人物が多くて混乱しがちだけど、ハラハラドキドキ、ページをめくる手が止まらない。それより何より16世紀の夏のロンドンが、とっっても臭そう‼︎昔のヨーロッパって不潔‼︎(図)
2015/03/03
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