暗き炎 下 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)
暗き炎 下 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
歴史的な問題もかかわって非常に楽しみました。もう一つの事件のほうは比較的あっけなく決着がつきます。主人公をサポートする人物が結構癖があり楽しめます。解説も皆川さんが書かれていますが、当時のロンドンや牢獄の在り方などがきめ細かく書かれています。歴史的な部分が楽しめます。
2016/05/02
ann
ヘンパチ、チューダー、中世、ドラクエ好きにはたまらないかも。暮らしぶりや歴史もよくわかる。全てのシリーズの邦訳を熱望するのみ。訳者もお見事。
2018/06/16
Nat
面白かった。終盤になっても事件の真相が分からず、ハラハラドキドキした。この巻の最後にクロムウェルが失脚してしまったので、今後の展開が気になる。
2021/01/15
鐵太郎
期限が迫る中、「ギリシャ火薬」の謎と少女エリザベスの弟殺しの謎を解くために奮闘するシャードレイク。生意気な無頼漢と思われたバラクが良い相棒になって捜査は進むのですが、謎は深まるばかり。怪しい人物は出てきますが本当の黒幕は誰なのか。クロムウェル伯爵の命運は。 ──歴史を知っていればこの時何が起きるのかわかっているのですが、そこに至る歴史の影でこんな事があったかも、と思わせれば歴史小説家の勝ちです。この作者も、どうやら勝ち組と思って良いようですな。(笑)
2015/03/29
きのこ
国際展示場にて読了。ガイに続いてバラクという仲間もできた事だし、よもやこれで打ち止めって事はないよね。にしても驚くべき結末。そしてシャードレイクの仄かな恋はまたしてもは儚い夢と終わりましたとさ。とっても面白かった。
2017/05/19
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