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鏡の迷宮 (集英社文庫)

鏡の迷宮 (集英社文庫)

鏡の迷宮 (集英社文庫)

作家
E.O. キロヴィッツ
越前敏弥
出版社
集英社
発売日
2017-06-22
ISBN
9784087607352
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鏡の迷宮 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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のぶ

この本の帯に「この結末に、納得がいきますか?」とあるが、個人的にあまり納得ができなかった。主人公、ピーターのもとに迷宮入りした殺人事件の真相を告げるという原稿の一部が届く。その先がどうなったか、というストーリーなのだが、3つの章の語り部が章ごとに変わり、真相は何か、という構成だが、それほど長くない本にしては登場人物が多く、個人的には全体像が整理しきれないまま読み終わった。きちんと読めばしっかりしたプロットなのかもしれないが、自分には合わなかったようだ。

2017/10/25

カムイ

初読の作家、世界的には有名な作家であるそうです。カムイは知りませんでした😅端的にミステリーです、語り手は各章で代わるのですがその語り手が記憶の曖昧差に信用できずに確証が曖昧に進められる、誰が犯人なのかわからなくそして始発点に舞い戻るのだが最終的にはわからずであった、だが、読み進めでいくとのめり混んでいく感覚は幻惑を覚えながらの感覚になりました。傑作とは言わないが癖になる作品なのかもしれません。

2022/12/25

うたかたの日々

3人の視点からひとつの事件を掘り下げていく とても面白くてあっという間に終わってしまいました。

けいちゃっぷ

ちょっと前に読み終えたのだが、みごとに内容を忘れている・・・。 ある教授が殺された事件の真実(?)が、中途で終わっている小説、それを公開したいライター、そして元刑事の視点で語られる。 それぞれで事件の様相は変化(へんげ)するが。 結局、なにがどーなったのか思い出せない私の頭は豆腐です。 323ページ

2018/09/04

南雲吾朗

一つの事件をめぐって3人の人間が回想する物語。いや、回想するというよりは、リレー形式で解いてゆく感じ。話の進め方が非常に巧妙で読んでいて飽きない。自分の栄誉の為に狡猾になる人間性と愛とが良く表現されていると思った。後書きを読んでルーマニアの作家と知った。全世界で翻訳されても皆が面白いと思うような作品を書ける人はすごいと思う。

2017/07/11

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