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メビウス・ファクトリー

メビウス・ファクトリー

メビウス・ファクトリー

作家
三崎亜記
出版社
集英社
発売日
2016-08-26
ISBN
9784087710045
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メビウス・ファクトリー / 感想・レビュー

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ゆにこ

集団の中にいると、そこがおかしい事にはなかなか気がつけない。生まれた時からなんだから疑問を持たないのが大多数。気がついてしまえばもうそこには居られない。何も考えない時の方が幸せだったかもしれない。怖いなぁ。

2016/09/20

Mumiu

とある自治体が舞台のファンタジー。一企業によって成り立っている不思議な町。まあコワイのだ。カルトのように感じられたりもするし。でもほんとにそこでエリートだったり車座のメンバーだったりする人にとってはある程度居心地よかったりするのだろう。この町民たちの感情が麻痺させられていく感じ、これはこの町だけでなく身近にあることだけど真面目にコワイ。

2017/02/10

NAO

疲弊し、経済的に破綻していく地方の町。そういった小さな町が、どうやって生き残っていくのか。『となり町戦争』でも、作者は地方の町のあり方について独特の三崎ワールドを作り上げていたが、この『メビウス・ファクトリー』はそれ以上に毒の強い猛毒の三崎ワールドだ。新興宗教団体。北朝鮮。頭に思い浮かぶイメージはいくつもあるが、今の日本だってどのぐらいクリアーなのだろうかと考えると、背筋がぞっとしてくる。最後がすっきりと終らないのも、明るい未来なんてないと突き放されているようで、そのあたりもこの作者らしい。

2016/10/30

それいゆ

三崎ワールドは、だんだん内容が無機質になってきて、読んでいて感動するわけでもなく、つまらなくなってきました。そんな小説なんだと割り切って読めばいいのかもしれませんが、せっかく時間を割いて読むのだから、何らかの収穫とかこの時間を共有できてよかった!というようなものがほしいと思います。三崎作品に何を期待するかで個々の評価は異なるのでしょう。

2016/09/20

やこ´•ᴥ•`

三崎さん2冊目。独特の雰囲気の漂う作風が嫌いじゃないので手に取ってみたけれど、挫折しそうになりました^^;序盤、お身削りだとか、帯だとか、お巡り様だとか、お尽くしだとか、お導きだとか...工場での独特の言葉遣いに馴染めなくて辛かった^^;けど!章を追うごとに独特の言い回しにも慣れ、面白くなってきた。P1ってナニ?この町の胡散臭さの正体は?と気になり、、、最終章でまたガッカリ。なんかもうちょっと惹き付けられるラストを期待してたんだよなー。辛口でしょうか?ちょっと期待外れな読後感になってしまいました。

2016/11/23

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