古本屋台 (書籍扱いコミック)
古本屋台 (書籍扱いコミック) / 感想・レビュー
KAZOO
久住さん原作のコミックで、前に読んだ「ビブリオ漫画文庫」に一部収められていて趣が異なるコミックに若干印象に残っていました。見開き2ページで一つの話があるのですが、時間がゆったりと進んでいるようなこの世界にはまり込んでしまいます。読み直したくなる本です。Q.B.B.が何かはぜひ読んで楽しんでください。
2018/11/10
へくとぱすかる
古本の好きな人なら、即買いだろう。屋台の古本店。現実にはありえない商売だろうけど、読むうちに、本当にどこかにありそうな気になってくる。登場人物たちのキャラが見事に立っていて、主人公のサラリーマンの心理と、おやじさんの立ち振るまいもいい。こういうのを「渋い」と言うべきなんだろう。発売からまだ10日なのに、この本自体が古本っぽく見える! 凝った装丁。
2018/04/16
keroppi
古本屋台、最高だな。白波のお湯割り飲みながら古本を読む。いいなぁ。またしばらくしたら、きっと寄りたくなってくるな。
2018/11/18
さらば火野正平・寺
古本にまつわる話を集めたアンソロジー『ビブリオ漫画文庫』(ちくま文庫)に一部掲載されていて知った漫画。このアンソロジーの中でも光っており、すぐに気に入ってしまった。さつま白波のお湯割りを1杯だけ100円で飲ませてくれる古本の屋台。稀覯本を扱っている渋い屋台である。主人公は表紙で空を見上げるヒゲの男だが、本好きな主人公の目を通して見る屋台とそのオヤジさんの良さ。渋いユーモアがある。常連客の一人「ギョラちゃん」はやはり荻原魚雷だろうか。主人公とその彼女(のちの夫人か?)の若き日を描いた猫漫画『アネコダ』併録。
2018/06/02
kokada_jnet
今はなき『彷書月刊』に連載されてた渋すぎる古本2ページ連載漫画。あわせて収録の、雑誌『猫びより』に短期連載されていた猫好き女子漫画「アネコダ」も、連載時から好きだった。どちらの漫画にも、著者の地元である井の頭公園が登場。自分が井の頭公園の真ん前のマンションに住んでいて、知人を大勢よんで花見をしたことを思いだす。
2020/12/05
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