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この恋は世界でいちばん美しい雨

この恋は世界でいちばん美しい雨

この恋は世界でいちばん美しい雨

作家
宇山佳佑
出版社
集英社
発売日
2018-11-05
ISBN
9784087711684
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この恋は世界でいちばん美しい雨 / 感想・レビュー

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テンちゃん

『宇山佳佑様、君は男女の真実の愛の証明を「ライフシェアリング」という形で実行することで心にある全てをさらけ出し表現する事で見えてくるという発想を私に伝えた』⇒『もちろんそんな魔法の様なことは出来ないし、ある意味残酷な方法だと思った』(;>_<;)『私事ではあるが、母が32歳の若さで呼吸が出来ず「胸が苦しい」と食卓で倒れた時、父が「死ぬな!私の命を半分あげるから死なせないでくれ!」と天を仰ぎ泣きながら人工呼吸をしていた姿を今でも覚えている』⇒『いざとなった時、父がどんな想いでお互い付き合って結婚⇒2ページへ

2019/02/09

kanegon69@凍結中

プロローグからまさかの展開。ここからいったいどういう話にもってくるのかと思いきや、とてもファンタジックな設定でした。ただしロマンティックと言うよりなかなかシビアです。恋する相手ももちろん大切だが、誰しも自分が一番可愛いものかもしれない。命がけの恋なんて使い古されている言葉かもしれないが、いざとい時に本当に自己犠牲を払えるだろうか。そもそも愛とは、人生を生きる意味とは何だろうかと考えさせられる。とても柔なかなか文章で綴る究極に切ないラブストーリー。あのお天気雨はどこかで貴方を想って流している涙かもしれない。

2020/03/18

交通事故死したキョロちゃんと日菜が互いに命を奪い合いながら限られた時間を生きるライフシェアリング、幸せをストレートに感じれば相手が不幸になる、大切な人と一緒に生きるのに心が離れていくなんて切ない。磐田さんと初世さん夫婦のシーンで1番泣きました。人生が終わる時幸せだった、ありがとうと相手に伝えることが出来る生き方をしたいし、雨の日は大切な人にいつもより余計に優しくなろうと思いました。表紙の絵はあのシーンのだろうな。読み終えた後の余韻に浸ってしまう良い表紙です。

2021/11/03

寂しがり屋の狼さん

今日もこの世界は誰かの想いで回っている。誰かが誰かを愛する気持ちで、誰かが誰かを恋する気持ちで、世界は回っている。そして、その想いは時間を越えて、別の誰かへと繋がって…今日も何処かで”恋の涙”を降らせているのかな(*^^*)好きな人と生きていくための、たった2つの言葉。『ごめんねと、ありがとう』とても素敵な魔法の言葉(*^.^*)

2020/05/11

nana

ステキなお話だけど、泣けなかった。ライフシェアリングという状況が現実離れしているからかな?いまいち感情移入できず。 ただただ、今ある日常は有難いもので、日々過ごせることを幸せだと感じることができた。周りの人、家族、友達を大事にしたい。

2019/02/26

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