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終わりは始まり

終わりは始まり

終わりは始まり

作家
フジモトマサル
中村航
出版社
集英社
発売日
2008-05-26
ISBN
9784087712230
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終わりは始まり / 感想・レビュー

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エンブレムT

回文『バレてもいい、モテれば』から始まる、中村航さんとフジモトマサルさんの最強タッグ本。何が最強って?そりゃ、読むほどに増していく虚脱感ですよ~。もうね、妙な回文を考え出した読者のドヤ顔を想像すると可笑しく、その回文に合う物語を中村氏が悩みながら書いたであろうことがわかるのが更に可笑しい。そして、フジモト氏のイラストが不思議空間を作り出している挿絵だけでないことに気が付いた時、虚脱感はMAXにwww上下に分かれたパラパラ漫画、キャラクター紹介、その他の優秀回文まで・・・隅々まで読み込んでしまいました(笑)

2012/10/15

masa@レビューお休み中

始まりは終わり。頭から読んでもお尻からでも同じ。同じということは、始まりも終わりもなく、連綿と続く終わりのない旅のようなものだ。旅に欠かせないものは、愛と勇気と知恵と、そして回文である。回文なんて必要ないって思うかもしれないけど、実はすごく重要なのである。ある時は殺人現場で、またある時は取り調べ室で、レストランでも、バーでも回文は有用な効果を発揮する。どうやって使われるかはこの本を見てもらえばわかる…と思われる。

2012/09/01

☆ゆう☆

読友さんよりお借り本☆回文ってこんなに楽しいんだと再確認させてくれた一冊。沢山の回文が載っています。どれもお洒落すぎるくらい素敵なものがいっぱい。そしてなんと、その回文の一つ一つに、物語があります。すごい。その発想、展開がさすがだなぁと思った。回文好きの方々に、私もぜひオススメしたい一冊になった。貸してくださるときに「おすすめのところに栞を挟んどいたよ~」と。『ぶらぶらと歩く、告るあとラブラブ』なんとも彼女らしい♪私はやっぱり『幸実れ、わがまま気ままが我の道さ』かな(^^)♪

2012/08/10

takaC

しょっぱなから「階下」を「陛下」と読んでいて乗り損ねたが、問題なく挽回。

2012/11/28

tomi

「爆発待つ白馬」「さみしさの刺身さ」「島、けだるく子猫来るだけマシ」etc. 募集した回文をもとにフジモトマサル氏がイラストを描き、それをもとに中村航氏がショートストーリーを書くというユニークな試み。ただでさえシュールな作品が多い回文に、動物を擬人化する作風のフジモト氏が元なので、文章はちょっと苦しい(笑) フジモト氏のイラストは味があって良いです。

2018/12/14

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