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ハナシがはずむ! (笑酔亭梅寿謎解噺 3)

ハナシがはずむ! (笑酔亭梅寿謎解噺 3)

ハナシがはずむ! (笑酔亭梅寿謎解噺 3)

作家
田中啓文
出版社
集英社
発売日
2008-05-26
ISBN
9784087712360
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ハナシがはずむ! (笑酔亭梅寿謎解噺 3) / 感想・レビュー

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真理そら

笑芸人が死んだら、それまで楽しんでたCDなどを見る度に逆に悲しくなるという院長の言葉で、桂枝雀や立川談志を思い出してしんみりした気分になった。あっちこっちの華やかな世界に引き込まれながらも、なぜか落語に舞い戻るはめになる竜二。『浮かれの屑選り』が好きかも。

2018/06/29

ゆかたん

今回も面白かった。竜二のこれからが楽しみ。早く続き読みたいな。

2016/04/11

かもい

シリーズも三巻目。今巻も役者になったり襲名騒動に巻き込まれたりと、身辺騒がしい竜二。多少無理のある話でも、アクの強いキャラクターがそれ以上に大暴れで無理から押し通す感じが面白い。だが肝心の竜二の落語に対するスタンスが一巻からさほど変わった感じがせず、本当にちゃんと高座できてるんかな…と言う印象なのは残念。残り二巻で化けるか?!

2015/07/16

みかん

【図書館】相変わらず3巻も面白い!梅寿師匠の竜二へのシゴキ・・・もとい、鍛え方には毎度毎度最後には深く頷かされる。なんとなく、梅寿師匠の芸風は古今亭志ん生師匠がモデルなのかなとも思ったりもした。ちなみに私は、梅寿師匠が「カスみたいな」(←師匠役の俳優が男前すぎるから)と言った某朝ドラで落語に興味を持ったクチです(笑)二度も襲名関連の事件に巻き込まれて竜二には同情する一方、んなアホなとも思ったり、しかし最後には応援したくなっちゃう主人公なのである。今調べたら、現在連載中の第5シリーズでファイナルとのこと。

2010/12/09

ウィン

最初の方はオーソドックスなストーリーが多く、まあそれもそれなりに楽しかったのだが、後半の盛り上がりが最高だった。竜二の襲名騒ぎから東西の落語勝負、そして梅寿の危篤騒動という一連の終盤における展開はこちらも一気読みだった。シリーズの最初はミステリと絡めていたこのシリーズも、三作目になると竜二の落語家としての成長話になり、幾分面白みが増したように思える。個性豊かな面々に囲まれる中で竜二がどのような落語家になっていくのか、まだまだこのシリーズからは目が離せそうもない。

2010/10/22

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