瑠璃でもなく、玻璃でもなく
瑠璃でもなく、玻璃でもなく / 感想・レビュー
青蓮
タイトルに惹かれて読みました。恋愛って、結婚って一体何だろう?と考えさせられた作品。冒頭の「恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである」この言葉が全てを物語っていると思う。未婚、既婚、子供の有無、結婚してからの仕事……色々な選択肢の中で女性達は悩む。自分にとって最良の選択をしても「隣の芝生が青く見えてしまう」のはある意味大人として未熟な証拠なのかもしれない。しかしそんな彼女達も様々な経験を経て、精神的に逞しくなり、自分があるべき場所に収まっていく。
2015/10/20
美紀ちゃん
「恋愛は不安との戦いでもあり、結婚は不満との戦いである」そうかも。不倫とか離婚とか辛い思いをしていても、結局は自分がしっかりしてないと前には進めないし幸せもつかめない。自分がやりたいことができて、好きな仕事をして、何かにやりがいを感じるような毎日なら、多少辛い恋でも、なんだか乗り越えられると思うけど、どうなんでしょうか?
2012/08/11
佐島楓
結婚している人生。していない人生。働いている人生。働いていない人生。いずれか、ではない。人生は、その人のもの。トータルで、そのときどうしたいかを選択し、結果成長してゆく。軽い恋愛ものかと思ったら、深淵なテーマを掴み取れました。この作品に、感謝。
2014/05/26
ぶんこ
無い物ねだり、隣の芝生。 常に周りの誰かと比べたり、私もやってるなぁ。 英利子さんが美月さんに請求した額が、ネイルに払った額というのには、その心意気に拍手。 私には出来ない決断です。 不倫した人は、何度も同じ事を繰り返すと思っているので、美月さんも朔也さんも気をつけて。
2014/05/24
カピバラ
大人の恋愛。しがらみとか、世間の目とか家庭とか、夫婦とか色々考えさせられました。新婚でこれを読んじゃいけないなあ笑
2014/09/13
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