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楽老抄 4 そのときはそのとき

楽老抄 4 そのときはそのとき

楽老抄 4 そのときはそのとき

作家
田辺聖子
出版社
集英社
発売日
2009-06-05
ISBN
9784087712957
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楽老抄 4 そのときはそのとき / 感想・レビュー

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nao1

77歳のエッセイ。賢くおしゃべりでロマンチックな文学少女のまま、チャーミングに年を重ねてらっしゃるなあと思う。防空壕で源氏に出てくる女性の誰がいいか?と女子トークをするような女子学生だったのね。私も友達になるなら明石がいいな。80前になると源氏の宇治十帖の面白さがわかるそうだ。自然が彼岸に見えたころにすべてが美しく感じると言う。そして谷崎潤一郎の「細雪」の関西弁にまさかのダメ出し!びっくりした。もちろん江戸っ子なのに関西弁小説を書いた谷崎に大いなる敬意を表した上で、だけど。「細雪」を読みたくなった。

2015/10/13

れお

ご主人との思い出や、会話のやり取りが凄く楽しい。結婚された時にはご主人に子供さんが4人おり、世話をしながらの仕事、大変だったろうと思う。それぞれ家庭を持って、時々様子を見に来るなんて良い関係。お母様も泣くなられて寂しくなられたと思うけど、周りの飲み友達と楽しいお酒を飲んで、また大阪弁での恋愛小説を読ませてもらいたい。源氏物語も再読したくなる解説もたり。

2015/07/23

田中寛一

NHKBSで朝ドラの再放送として「芋たこなんきん」が放送されており、楽しく見ている。その主人公である田辺聖子さんが、毎日大変ながら楽しく日々を過ごしている様子が描かれている。そんなところで今までほとんど読んでいない田辺さんの作品を読んでみたいと、手始めにエッセーを借りた。ドラマに出てくるような箇所もあり、楽しく読み終えた。次々に書きたいことが湧いてくるなんてすごい。また「源氏物語」の数種の翻訳についての解説もいい。

2022/05/30

ヨリヨリ

そのときはそのとき、なのだ。

2013/04/03

hisakodosu

ちょっとした気配りが欠けたばっかりにメインバンクを変更!気持ち理解出来るというのはその極致に近づいたということかしらん。

2013/04/05

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