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はとの神様

はとの神様

はとの神様

作家
関口尚
出版社
集英社
発売日
2011-04-05
ISBN
9784087713978
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はとの神様 / 感想・レビュー

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ミーコ

表紙を見て面白そう❗と手に取りました。が中々痛々しい内容でした。みなとの義母の虐待ぶりと異常な程の潔癖症…。父親の見て見ないふり。。。 悟とユリカ みんな問題を抱えています。子ども達が鳩を交えて成長して行く話だと思ってたら いきなり35歳に飛んでびっくり❣ 鳩レースは知らないけど 鳩がいたから築けた友情なんでしょう。後半、ユリカが余り出て来ないのが残念。麗子さんの落ちぶれた姿も衝撃的でした。義弟だった浩一君も何の為に生まれたんだか・・ 色々と考えさせられるお話でした。人生の後半に幸が有ります様にー。

2017/06/17

ゆみねこ

悟とみなと、二人の少年と、美しいハーフの少女ユリカが出会い、鳩を育てレースに参加させる。前半の3人の冒険はかなりワクワクさせられ、タイトルの意味そのまま。後半は成人した二人の男のそれぞれの鳩レースへの思いと守るべき人への思い。馬は血で走る、鳩は血で飛ぶ、なるほどでした。鳩少年だったダンナに勧めてみようかな?

2014/04/10

hirune

家庭に問題があり学校でも孤立する悟とみなと。仲間になることでそれぞれ成長し 大人になっていく。でも鳩が血統によるように、彼らも父親の問題を引き継ぐような人生を送って35歳、子供と向き合ってくれた悟の父と違って息子から目をそらしていた父を持つみなとの方が業が深いのかもしれないですね。自分が全否定していた父と同じ面が自分にあるのは辛いですから。同じ鳩レースに打ち込んでいても対照的な悟とみなとの人生、少しづつでも好転していくといいな。

2018/06/13

takaC

二人は、本当の「仲間」なんだな。

2011/06/19

衛兵

それぞれ心に傷を持つ2人の少年とハーフの女の子、3人はレース鳩を介してつながっていく。3人は家出を計画し、ついに実行するが…大人への一歩を踏み出す3人が、みんな健気でかわいらしくて。こんな時期も自分にもあったような、でも、ここまで行動力なかったなあと、懐かしく思いました。ユリカのモデルは宮沢りえさんかな?

2015/09/08

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