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偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん

作家
万城目学
出版社
集英社
発売日
2011-04-26
ISBN
9784087713992
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偉大なる、しゅららぼん / 感想・レビュー

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にいにい

久々の万城目学さん。読メ始める前に、「ホルモーシリーズ」、「プリンセス・トヨトミ」「鹿男」を読んだけど感想書けてないから、初感想かな。万城目さんの最もお気に入りは「プリンセス・トヨトミ」かな、次が、「鴨川ホルモー」。この作品も、ホルモーと同じよう感じの話だけど、登場人物に特徴がある人が多くて、笑える。恋愛も少しあるけど、それほどでもないし、特殊能力の発想と自然の理不尽さの表現が物語を支えている。SFが苦手な人は、取っつきにくいかもしれないけど、馬鹿らしさを楽しめる一冊。清子と淡十郎の横柄さが良かった。

2013/12/28

じゅん兄

日本って、古来からの独自の信仰が目には見えない形で現在まで生き続けている国だと思う。だからこんな一族がいても不思議じゃない。荒唐無稽な話だけれども、子供の頃夢に見た力を題材にした主人公たちの成長物語として見ると身近に感じる。読み終えて久々にカロムをやりたくなった、実は家にあるんだカロム、滋賀県民でもないのに。

2014/02/22

takaC

『小説すばる』連載時に一度読んでいるけれど、再度通しで読んだらとても面白かった。寧ろ通しで読むからより面白いとも言える。韓国行ってる師匠はなぜか男だと思っていた。これでまたまたマキメ本コンプリートだ。

2011/07/20

hiro

単行本化された万城目作品の完全制覇完了。『鹿男』『プリンセス』と同じく400ページを超える万城目作品は、読者を万城目ワールドに引き込むためには、仕方がないと思うが、最初の登場人物や背景の説明が長くなってしまう。読み出したら止まらない怒涛の後半に比べると、どうしても前半のテンポが悪く感じてしまう。映像化される際、登場人物を男性から女性に変更されたり、入れ替えられたためか、今回は映像化を意識して、清子、パタ子、速瀬の女性陣を充実させた感じがした。現在連載中の『とっぴんぱらりの風太郎』の単行本化が待ち遠しい。

2012/03/07

kishikan

万城目さん「ホルモー」「鹿男」「プリンセス」ときて「しゅららぼん」、遂にこれまでの集大成ときましたか!4作とも映画、TVドラマ化されていますが、映画にするならこれが一番でしょう。ハリーポッター並みの壮大なファンタジーSFXの世界に浸れますね。とにかく、フィクション性、友情や恋心、歴史と風土、これらが上手くミックスされた万城目小説の最高傑作(一応これまでの中で)だと思います。舞台は琵琶湖湖畔にある石走という、謎の城下町の設定で不思議心をそそられます。それに、現代文明の中で消えゆく古の力についての主張も強烈。

2011/06/05

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