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作家
今野敏
出版社
集英社
発売日
2011-05-26
ISBN
9784087714043
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ヘッドライン / 感想・レビュー

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そのぼん

一年前に起きた殺人事件。犯人は未だに捕まらないままだったが、テレビ局の記者がとある組織との関係性に気づき始め・・・。刑事がメインで事件が解決していくのではなく、一癖ある記者が主体で進んでいくところに面白さを感じました。

2012/09/24

えむ

シリーズ第二弾の今回は、長編。失踪、殺人、ドラッグ、カルト教団。飄々とした布施と同様な話の展開に話はどの様に纏まるのか疑心暗鬼な気分で読みました。最後は、拍手でした。しかし、今野先生の周りに布施のようなキャラクターがいたのですかね。今野作品では風変わりな異色の主人公です。今回のような結末になると、鳩村デスクも次回作からは布施に対する考え方も変わってくるのか楽しみです。2014-112

2014/12/12

おれんじぺこ♪(16年生)

主人公はふたり、刑事の黒田とテレビ局記者の布施。未解決の殺人事件の背後に隠されていた事件を追う長編。布施の飄々としたキャラクターがよかった。

2014/10/16

つーこ

スクープシリーズ第2弾。1年前に起こった女子学生バラバラ殺人を調べている内に見えてきた、宗教や麻薬、そして若者の家出など現代に潜む問題。都会の闇を扱ってはいるが、布施が相変わらずリアリティがないので今ひとつ危機感が伝わってこない。布施をいつまでも認めようとしない上司にもいい加減イライラさせられた。このシリーズは短編でちょうどいいんじゃない?

2014/01/23

B-Beat

◎「隠蔽捜査」のドラマ放映で話題沸騰するか否かの今野作品だが、本作は予想以上に思わぬ収穫だったと感じる読後感。テレビ局のいわゆる事件記者が主人公。担当するニュースショーのディレクターやキャスターから変人扱いされながらもやり手刑事ともコネがあって、我が道を行くスタンスながら一目置かれる存在が頼もしい。ある事件を取材記者として追う主人公とテレビ局の上司や腹の探り合いの相手たる所轄の刑事達との絡みぶりにページ捲りが進む。小気味よい収束を迎える結末も好みだなと納得。シリーズ物のようだ。チェックしていきたい。

2014/02/04

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