ニコニコ時給800円

ようこ

無意識に声に出して「あはは」と笑ってた、時給800円で働く人たちの短編集。文体が妙にユーモラスでどんな悲しい事でも軽さを感じる。最後の“イケメンだけがとりえの天才”のユヅキリュウセイの話し方や行動に好感がもてる。会社に竹馬に乗って迎えに来られたらすごく楽しいな。

2015/09/28

mr.lupin

マンガ喫茶、アパレルショップ、パチンコ屋、農業、そしてIT業界の各分野の五編からなる短編集。どの話も何が訴えたいのか今一つ理解できなかった。残念ながらどうも自分には合わなかった一冊だったような.... それと、登場人物がみんな片仮名でこれも覚えにくかった。 ☆★★★★

2018/06/03

J D

　うーむ!タイトルに惹かれて読んだんだけど、私の読解力のなさのため「オチ」がよくわからない作品がほとんどでいまいち楽しめなかった。各短篇に重ねて登場する人もいてなんとなく楽しめそうなのに、シュールというか、味気ないというか、まあ、私には響かなかった!たまには、こういう作品にも出会う。仕方がないかな。

2022/09/29

さおり

きれいなお顔をされていると知って俄然読みたくなった海猫沢めろんさん、初読みです。かわいい表紙だけど、中身は特に関係なかったです。いろいろな時給800円で働く人々の、ゆるーく繋がる短編集。会話が多く読みやすい文章ですが、登場人物がみんなカタカナなのでしょっちゅうよくわからなくなりました。あと、時々全然ピンとこない部分がありました。何度読み返しても、私の読解力では無理かなと思われる部分が。しかし作者がきれいなお顔なのは確かなため、私、またこの方の本を読むと思う！

2018/04/27

harass

久しぶりにこの作家の本を取る。目を通したかった作品。５つの短編連作。時給800円のお仕事のそれぞれ。アパレルの変なノリに苦笑しつつもリアルさも。ありがちな教訓話の意図もなくさらっと話が終わる。あまりのそっけなさと先の読め無さにやや困惑。このとりとめの無さ。各短編の登場人物の何人がリンクしているがそれも何を狙った計算なのか不明。この得体のしれなさ。うーむ。ファンであれば。

2018/05/02