KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

作家
本多孝好
出版社
集英社
発売日
2012-04-05
ISBN
9784087714456
amazonで購入する

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひめありす@灯れ松明の火

新刊の時にスレイヤーズだと思って放置していたら、スレイヤーズじゃなかったので読む。何処にでもいる青年と少女の、だけどどこにもない異端者たちの物語。『正義のミカタ』から続く格好いい格好悪い系ヒーロー譚に、『atHOME』から繋がるやわらかくあたたかな家族達の物語。沙耶と昴の友達以上兄弟未満恋人以下な関係のラストにちょっとドキドキしながら読み終わりました。青年少女達のアクションと異能力バトルも楽しみですが、これからどうにも汚い政治家や大人達の暗躍と裏取引がどういう風に展開されていくのかが楽しみです。

2012/08/10

くろり - しろくろりちよ

常人とはかけ離れた能力を持たされ、作られた者たちのアクション長編。驚異的なスピード、超人的な記憶力、鋭敏すぎる聴覚…「病院」で育った仲間たちは裏で雇われ、繋がり社会を動かす力となる。政治家の一人娘が家出の際持ち出したファイルを巡って様々な者たちが動き出す。主人公・昴の能力、殺人集団「アゲハ」の正体、病院とは、裏で手を引く政治家はどう繋がるのか…。マンガのコマひとつひとつの様に脳内に再生されるシーンの数々。「幕開け」は上々。

2013/06/16

藤月はな(灯れ松明の火)

田島昭宇氏のイラストにホイホイされました(笑)story sellerでも描かれていた一部の能力が突出した4人と彼らと同じ存在である集団アゲハとの物語の序章。プロトタイプだの組織に作られた子どもたちという設定やイラストにどうしても多重人格探偵サイコを連想してしまいます。「純粋」という甘い夢を抱かせる言葉を蹴り飛ばすかのごとき入り組んだ事情に利用する人間、される人間、切り離したくても離せない関係、大切だからこそ切り離したくない関係を対比させている。

2012/08/30

123

前から気になる存在であったが、手が伸びない状況が続いていた作品。直近で、吉田修一の『森は知っている』を読み、アクションものを引続き読みたいとの欲求が高まり、遂に手にした次第。ただ、主語が誰なのか、文中のその人物は誰を指しているのか等が分かりにくく、思った程、頁を捲るスピードが上がらない。でも、端から1冊で完結するつもりのない、好奇心を煽るような謎だらけの展開に嵌まってしまい、直ぐにではないが、ちょっと時を置いて、2巻を読んでみようかなぁという気分にさせられている。

2015/06/06

nyanco

普段なら読まないジャンルの作品ですが、本多さんということで読んでみました。イラストもふんだんに盛り込まれ、コミックのノベライズって感じなのかな。普段読まないけどジャンプ…とか、こんな感じ?面白かったです。施設で育った少年、常人とはかけ離れた特殊能力を持つ彼らは、何の目的で生み出されたのか?『アゲハ』との違いは?仲間であることが、これから効となすのか、はたまた弱点となるのか?キャラがとても立っていて本当にコミックのノリで楽しくサクサクと読み進めることが出来ました。続→

2012/05/10

感想・レビューをもっと見る