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ジ、エクストリーム、スキヤキ

ジ、エクストリーム、スキヤキ

ジ、エクストリーム、スキヤキ

作家
前田司郎
出版社
集英社
発売日
2013-10-04
ISBN
9784087715026
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ジ、エクストリーム、スキヤキ / 感想・レビュー

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巨峰

この作家の小説は初めて読むんだけど、田中麗奈田中圭主演の「徒歩七分」という大好きなドラマの原作脚本を書いていたとは知らなんだ。この小説、凄くいいです。なんだか生き詰まった青春の終わり、男と男と女と女の同僚は、なしくずしに旅行に出る。スキヤキ鍋を持って。死者との思い出を道連れに。傍からみると大したこともないことなんだけど、彼彼女たちにとっては大きな転機になる。お勧め棚にいれておこう。

2018/08/17

なゆ

なぜかスキヤキ。それも、大学以来12年も連絡を取り合うことすらなかった3人が、めちゃくちゃ久しぶりに会ったと思ったら、いきあたりばったりでスキヤキ。それも、普通のスキヤキじゃだめなんだ。昔つるんでた洞口と大川、洞口の当時の彼女京子と、京子の後輩楓を巻き込んでのスキヤキドライブ。大学時代の回想が度々はさまれて、今ここにいない峰村との何かがしこりだとプンプン匂わせる。なんかだんだんノリが学生っぽく見えてきて、懐かしさすら感じてしまう。意味のないことが楽しかったあの頃…って、なんでしみじみしてんだ私(^_^;)

2018/09/01

そうたそ

★★★☆☆ 12年ぶりに再会した大学時代の仲間たち。スキヤキ鍋をもって彼らはどこへ向かうのか。すごいスキヤキを食べたいという決意のみであちらこちらへとあてもなく続く旅。何かすごいことが起こるでもなく、大きなメッセージが込められているでもなく、だらりだらりゆるゆると続いていく物語。その雰囲気がすごく心地よかったりするのだが、一方で何だこの話なんもねーしうすっぺらいだけじゃんつまんね、と思う人もいるだろう。こういうのにありがちな「わーすき焼き食べたい」というのも特になく、ただこの雰囲気に心地よく身を置くのみ。

2016/10/11

いたろう

石井岳龍監督の最高に笑えるシュールなコメディ「生きてるものはいないのか」の原作・脚本などを手掛けた前田司郎が、今度は自身で監督まで努めたという映画の原作本。映画公開を前に勇んで読んだが、出だしは笑いがあったもののだんだんノスタルジックな展開になって来て、コメディ色が薄く・・・。心底笑えるコメディを期待していたのに、大丈夫か、映画。原作とちょっと設定が違っているようなので、映画は映画で、中途半端なコメディになっていないことを期待。

2013/11/11

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

なんだか、不思議な小説。 ダラダラと読んでるうちに終わってしまった。

2019/07/24

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