KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

作家
本多孝好
出版社
集英社
発売日
2013-04-05
ISBN
9784087715064
amazonで購入する

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

nyanco

本多さんが、こんなの書くの…と驚いたACT-1、敵と思われた殺人集団「アゲハ」について描かれたACT-2。そして、最終巻、ACT-3のオープニング、渡瀬が昴の殺害を依頼するシーンから始まった。え~!何故、渡瀬が…と、最終巻は怒涛の展開を繰り広げました。渡瀬から亘を取り戻そうとする昴達、そして、アゲハ達は渡瀬を殺そうと…渡瀬と異能の者達の戦いが…あ~、ページが足りないよ~!ジャンプで漫画になっていたら、数十巻にはなっていただろう物語、駆け抜けた感じが実に勿体無い。 碧についての記述は本当に良かった。続→

2013/05/04

ひめありす@灯れ松明の火

種としての繁栄なく、未来に一つの子どもを宿すことなく、たった一代で駆け抜けていく、異能の若者達の年代記。それでも傷つきながら、仲間と助け合いながら、生きてきた。アゲハの雨宿り、物別れに終わり飛び立てなかった翅。身の内に潜む爆弾は、刻々とタイムリミットを刻み、それでもただ一つの可能性に未来を託した。だけど託された未来は振り向く。おいていかないでと。だけどそこにはもう、駆け抜けた靴音の周波数しか残ってなかった。それはきっと、この物語の『寿命』。異能力者達の物語は終わりを告げて、次は全人類の年代記が、はじまる。

2013/06/08

藤月はな(灯れ松明の火)

淘汰されるか、否か?生殖機能がなく、刹那的なアゲハ達が、その中でも異質であった碧に救われていたということと碧がアゲハに比べて無力である自分に失望している様子のブレが垣間見えるので切なくなります。ヒデが最後に見せた、そのままにしているのに本当はその事実さえ見ることもしない世界への憎悪も印象的でした。「人類なんか知るか。ただ、自分の大切な人たちは守るだけ」他人事だと思って五感を塞いだまま生きるか、譲れないもののために命を捨てる覚悟で抗うか。

2013/07/30

いちろ(1969aMAN改め)

むー。面白かったけれど、ちょっと残念。場面展開、会話、戦闘。キャラクタの読みわけが難しいと感じてしまった。みんな一様に可愛くて、どちらの陣営にも感情移入したあとでは、人類を守る必要もない。さて、悪がどこにも無いでは無いか。男が目指した歪んだ、と思われる未来もすでに悪いことではなくなってしまっているし。四の五の言いたくなってしまう結末でした。はい。

2013/06/20

マムみかん(*感想記入少なめです*)

三部作のシリーズ完結編。防衛副大臣となった渡瀬の真の目的とは? 渡瀬の命を狙うアゲハたち。 渡瀬から亘の奪還を目指す昴たち…。人ならざる者たちの挽歌…という感じでした。最初の頃からは想像つかなかったほど話のスケールがどんどん大きくなっていき、切なさもマックス! でも、その割りにあっさりした終わり方。 ちょっと人類の未来が心配ですね~(怖っ)。映像化すれば、すごく映える作品だと思いました☆

2013/05/01

感想・レビューをもっと見る