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フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

作家
小路幸也
出版社
集英社
発売日
2013-04-26
ISBN
9784087715101
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フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン / 感想・レビュー

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hiro

東京バンドワゴンシリーズ第8弾。今回は、本編では簡単にしか語られていないエピソードや、今まで語られていないエピソードをサチばあちゃんだけではなく、紺、すずみ、木島、亜美、藤島、秋実、青、研人、真奈美、コウが語る番外編。これを読み、堀田家とその周りの人たちのかかわりが更にわかった。いつもの堀田家の朝食で、いろいろな話題をバラバラに会話しているあの大家族の風景は、さすがに出てこないかと思っていたら、一ヶ所でてきて思わずにっこりでした。堀田家にはこのシーンがないといけません。また第9弾まで楽しみに1年待ちます。

2013/08/11

文庫フリーク@灯れ松明の火

「愛と風のように〜♪」鈍い研人は置いといて、You Tubeで、懐かしのケンメリスカイラインCMご覧になった同年輩の方も多いはず(笑)今回もLOVEの風が心地よく吹き抜けていきますね〜。個人的には、かつて堀田家の太陽だった秋美さん「紺に交じれば青くなる」「野良猫ロックンロール」縫合できない二枚刃カミソリ使いのヤサグレやんちゃ少女。できれば1冊まるごと秋美さん主人公の長編読みたいところです。半村良さんのエッセイ読んだ後ですから、下町のさりげない心遣い・相手に恩に着せるなんてからっきし考えない、感じさせない→

2013/08/14

風眠

大好きな『東京バンドワゴン』のスピンオフ。おなじみのサチおばあちゃんの目線ではなく、堀田家の面々や、堀田家と親しくしている人たちの目線で語られる11篇の短篇。紺と亜美の出会いとか、藍子と「ハル」の女将・真奈美の友情と恋、我南人と秋実さんのこと、研人とメリーの可愛い恋とか…いろいろ、いろいろ。それにしても、こんなにたくさんの登場人物がいるのに、それぞれの短篇で、語り手になる登場人物ひとりひとりの特徴がよく書き分けられていて、すごいと思う。本を閉じたあと、ぽわんと心にあかりが灯るような、温かな気持ちになれる。

2013/12/29

takaC

最後のサチさんの話以外初読み。お決まりパターンを崩してサチさんナレーションじゃない構成だったがそれもまた新鮮で良かった。そして各サブタイトルが全て10文字というところにも感心した。

2013/08/08

えむ

紺と亜美の出会い、藍子の一目惚れ、青とすずみの出会い、マードックさんのひとめぼれ、藤島社長東京バンドワゴン最初の日等。東京バンドワゴンこぼれ話。これまで読んできて、何気なく語られていた事情が理解できました。過去に発表された短編を集めての出版だったんてすね。次の巻は2014年春なんですかね。待ち遠しいよ。1609

2013/12/18

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