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岳飛伝 5 紅星の章

岳飛伝 5 紅星の章

岳飛伝 5 紅星の章

作家
北方謙三
出版社
集英社
発売日
2013-05-24
ISBN
9784087715132
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岳飛伝 5 紅星の章 / 感想・レビュー

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榊原 香織

全17巻の5 梁山泊、日本刀使ってる人増えてきたな 作者の好みだろうか

2022/03/08

maito/まいと

岳飛VS兀朮、運命の決着へ。死力を尽くした稀代の戦人たちの争いは、最後は国が、政によって別たれる。冷めた目で見ればこの2人の争いは何だったのか、と問いかけたくなる。最後は童貫のように己の中へ入っていくことが軍人の究極型だとしたら、軍人って哀しいなあ。そして金のために割り切った兀朮とは異なり、孤立した岳飛に、いよいよ史実カウントダウンが近づく。「岳飛を救え」呉用の遺言に、新体制梁山泊はどう動いていくのか。墜ちていく?王清、目覚めた韓成、先人に欠けていた「哀しさ」を説かれる岳飛など、随所のエピソードが熱いっす

2013/07/19

巨峰

北方氏の遺言か?とも思えるような鋭く重い言葉がいくつもあった。死者たちは言う『岳飛を助けよ』。そうかそうくるのか!!再び先が楽しみになってきた。

2013/05/24

てん

兀朮と岳飛の死闘は続く。岳飛はなぜ漢族の解放に固執するのか疑問だったが、”漢族”を”日本人”に変えてみると、なるほど納得できる。だからこそ、今でも中国の英雄なのだろう。呉用逝く。水滸伝で憎まれ役だったころから好きだった。ラスト劉光世のセリフがいい。「人の数だけ大義がある。」「信じるものを大義だと思うな。成就してはじめて大義と呼べる。」おそらく劉光世も先は長くないのだろう。

2013/09/11

りー

登場した時はピチピチ17歳だった岳飛もオッサンになり。色々苦労を抱えて疲れている。ウジュとの戦いはまぁ、分けて良かった。軍閥として残ると南宋には目障りになってしまう。呉用が死際に宣凱へ「岳飛を助けろ」と遺言したのがこれからどうなっていくのか。「替天行道」の旗は、呉用の墓に一緒に埋められた。これからの世代は縛られなくて良いという呉用の愛情。西の果てでは「なんでオレ!?💢💢💨」と言いながら韓成が西遼将軍となり、南の方では秦容が「ついに出来たーっ💪」と甘蔗糖を口に放り込んだ。梁山泊が拡がっていく。

2024/08/02

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