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はじめてのルーヴル

はじめてのルーヴル

はじめてのルーヴル

作家
中野京子
出版社
集英社
発売日
2013-07-05
ISBN
9784087715187
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はじめてのルーヴル / 感想・レビュー

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キムチ

美術史家というより西洋歴史を柔らかく説いてくれる。「確固とした完璧な作品ゆえの排除⇒ラファエロ」のように本人がいた時代から何百年経ると時代の変遷、ふるい落としがあるのが興味深い。「ティツチアーノ・・幸せな画家」ファンエイク「取りつかれたように細部を描く」言い方に共感。描かれる赤ちゃんの顔に凄く惹かれる。スペインにある至宝、特にルーベンス、レンブラント、ゴヤの作品と、その人生に深い感慨を受けた。そしてリビエラ作品「エビ足の少年」ひるむほどのリアリズムが痛い。

2015/09/28

tama

図書館予約本 超オススメ 予約してすぐに来た。しかしこの人のシリーズ中でも1・2を争う「わお!」度です。「捏造の生涯」の章で「来てやった」に爆笑し、ペコちゃんみたいなマルガリータちゃんが「死せる王女のためのパヴァーヌ」の主役と知って驚愕だったり(正確な意味で言うと「過去に亡くなった王女のための」なんですね)、「有名人と一緒」で苦笑しちゃったり。雲霞の如く飛び回る天使にも大笑いした。まだしばらく中野京子さん読みそう。

2014/01/15

星落秋風五丈原

ルーブルに行ったらこれだけは見ておくよーに、というガイド本と各画家、各絵の解説。モナリザがトリ。確かにダヴィッドの「ナポレオンの戴冠」は周囲を圧倒するほどの存在感ですな。

2015/12/04

sofia

「怖い絵」シリーズなど中野京子氏の本をかなり読んでいて、そのときそのときそのおもしろさに感嘆するのだが、あまりにかけ離れた世界のため、私が忘れてしまうのがもったいない。今回も絵の中の世界史がおもしろかった。

2015/07/15

to boy

まだ見ぬルーブル。いつか行けるだろうか。最初のダヴィッドはお気に入りの画家。ルーブルにあったとは知りませんでした(仏の画家だから当たり前か)。ヒエロニムス・ボスの緻密で意味不明な絵も大好き。「鑿を取る少年」は初めて知りましたが、いい絵ですね。こんなにカラー絵が多いのにこの値段はお買い得。久しぶりに嬉しい一冊に出会いました。

2018/03/24

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