岳飛伝 12 飄風の章
岳飛伝 12 飄風の章 / 感想・レビュー
榊原 香織
全17巻の12 岳飛の猿は人を慰める時そっと耳たぶを触る かわゆい 南での戦い、海上での戦い
2022/03/28
starbro
ついに岳飛伝も十二巻まで来ました。まだ月刊小説すばるで連載が続いているので、岳飛伝は最終的には15・6巻程度でしょうか?大水滸シリーズ3部作全50冊というのがキリが良いかも知れません。本巻で戦闘は激化して来ていますが、まだクライマックスに向けてのマグマを貯めている感じがします。
2015/04/07
Y2K☮
信頼できる男たちと共に戦場を駆け、多くの同志を喪いながらも生き延び、最後の働き場所を求める李俊。やはり人との繋がりを求めながら、結局は己のエゴを満たす為だけに戦ってしまう韓世忠。ともに生い立ちは複雑。人知れず片思いを抱く李俊と比べたら、一度は美貌の女から愛された韓世忠の方が恵まれていた点もあるだろう。才覚だけなら李俊より上。燕青と劉正の対峙と同じく、今巻のキーワードは「ほんとうになさなければならないものを、持っているかいないか」。男の戦いの結果を分けるのは能力や若さや数字ではない。だから私もまだ諦めない。
2015/03/13
as
盧俊義を背負っての大長躯(死域が流行ってました)初代青連寺ボス袁明の暗殺(護衛の洪清は当時最強キャラで絶対相打ち必至と思ってました)とにかくカッコイイ存在でした。王進の後継者になるかとも思っていましたが70歳を超えていたとは長い時が経っていたんですね。お疲れさまでした。さて北の方ではテムジン臭い情報が出ていたり(水滸伝の終わりで100年ずれている事を作者自身が書いているので今更、数十年ずれても驚かない)して終わりの展開が予想不能です。まさかXX伝が又、始まったりするのでは(笑)。
2015/04/18
Ever531
相変わらず、ご老体の回想や邂逅がクドイ。李俊vs韓世忠もお互いにグダグダ思い巡らすページが長いわりに決着はあっさり(笑)李俊のカウントダウンがどんどん進んでる感じ。それに比べて燕青の最後は...ほとんど語らなく、なんも見えてない中で李師師ともども消えていくし~ 色々あるけど、これまでの中で一番12巻が良かったかも?!
2016/03/08
感想・レビューをもっと見る