衣にちにち
衣にちにち / 感想・レビュー
モルク
群さんが、部屋着や外出着、着物に対する思いを書いたエッセイ集。世代が近いので、好きなものでも、悲しいかないつの間にか似合わなくなってくるなんていうのもよくわかる。肌触りや動きやすさ、そして腰回りを暖めてくれるくれるものを選ぶなど共感部分もたくさん。最近は「いつか着るかも」という考えは捨てせっせと服を処分している。ただ、結婚するときに作ってもらった着物、亡き母の着物の数々の処分をずっと迷っている。着てあげるのが一番とこの本を読むと思うけど、やはり着物を着るのはめんどくさいが本音である。
2018/12/20
くろにゃんこ
還暦過ぎの着物8割生活に移行するべく服を1つ買ったら2つ捨てる群さんの衣類に関するエッセイ。持ち服のイラストがあるもののイメージが湧かずに画像検索してから読みました(笑)似合っていたものが突然似合わなくなるってのにはすでに共感できちゃいます(^^ゞ必要に合わせて最低限揃えるっていいですね。念のためにとっといてある服の多い自分を反省・・・
2015/08/13
きつねこ
日々の暮らしに、着たもの、着るものについての想いをかぶせたエッセイ。猫との会話や一人暮らしの様子は近著とかぶり微笑ましい。着物と洋服のイラストも素敵。断捨離されているだけあって、お馴染みの服が何回も出てくるのが何だか嬉しい。私もこの夏は昭和に戻り、アッパッパ~やら、シュミ~ズを着たくなりました。ユニクロで、でないかしらね。
2015/08/05
ぶんこ
自分に似合っていると思い込んでいてお気に入りの服、数着あります。群さんが似合っていた服が、ある日似合わなくなっていると気付く。そこを読んでいてハッとさせられました。怖くて鏡の前で着ていませんが、多分捨てたほうがいいのでしょう。色々と考えさせられます。お母様との着物問題はたくさん読んでいるので、今回もかぁとため息が出ました。キチンと手入れをしてから外に出されているのには感服しました。見習いたいです。猫とのやりとりが一番ほっこり。
2018/01/20
はれひめ
某月某日の日記なので感想コメントが難しいのですが、近い将来着物オンリーで暮らせるように、服を吟味して購入しながら断捨離を繰り返す著者。内海桂子師匠の語り口みたいに読めました。通販でお買い物と言ってもかなりのお洒落さんのご様子。そしてしっかりお母様への恨み辛みは挟まれてます。共感したのは、若い女性がデザイン重視なのかサイズ大きめガバガバの靴を履いているのが解せない所。
2015/08/11
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