よはひ
よはひ / 感想・レビュー
眠る山猫屋
打ちのめされるくらいの光力。物語には力がある、そう再認識させてくれた破格の作品ではないか?子供の頃持っていた宝箱の中には、綺麗な石、壊れた玩具、秘密の紙片。この作品もそんな匣のようだ。お父さんが幼いピッピに語る“おはなし”の体をとっているが、大人びた話や残酷な話もある。幼かったお父さんが大人になるまでに紡いだ物語なのか。個々の物語が魅力的過ぎて、大筋を見失ってしまったが、刻まれた物語のなんと多いことか。5人組のサンタクロースや三本足の犬が見守る家、運命の車とのラストドライブに向かう男と少女(続く)
2020/12/11
そうたそ
★★☆☆☆ 「時間」をテーマとした27の掌編を収めた作品。いくつもの掌編が一つの作品を形成するという趣向のものは過去のいしいさんの作品にもあったが、ここまでわかりにくくなかったように思う。本作は、作品ひとつひとつが抽象的というか、何となくつかみどころのないものが多くて、結果よくわからなかったというのが正直な感想。言葉の選び方とかセンスあるなあ、と思うのだが、その深みについていけない自分はまだまだ未熟ということなのか。題字はいしいひとひくんこといしいさんの息子さんのものであるらしい。そちらにも注目。
2016/02/03
たんぽぽ
とにかくピッピがかわいい
2016/03/02
はる
凄く独特の世界観だな~。一言で言うと大人の絵本って感じかな?
2016/02/22
toshi
なんだか良く分からない短篇集。 同じ人物などが登場したりするけれど連作ではない(と思うが良く分からない)。 中にはなんとなく分かった(ような気がする)作品もあるけれど極小数。
2016/01/31
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