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チンギス紀 十一 黙示

チンギス紀 十一 黙示

チンギス紀 十一 黙示

作家
北方謙三
出版社
集英社
発売日
2021-07-15
ISBN
9784087717631
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チンギス紀 十一 黙示 / 感想・レビュー

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starbro

【チンギス紀完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11287876?sort=book_count&order=desc 今回は、最新刊第十一弾、『黙示』です。本巻は、チンギス・カンの長男成長&梁山湖への巻でした。続いて11月発売の十二巻へ。まだまだ続きそうです。 https://www.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/

2021/08/03

パトラッシュ

いよいよチンギスと金朝の戦いが本格化する。ジョチら息子たちも成長し、将としての器量を試されて苦労している。金朝側も政権混乱の果てにチンギスが認める男である完顔福興が指導者に列し、耶律楚材と共にモンゴルとの戦いに臨むことになる。中国本土へ侵攻する後半生のハイライトであり、再び優れた敵との邂逅でチンギスに新たな生気が吹き込まれるようだ。ジャムカの息子マルガーシもホラズム国で地位を固めつつあり、後のモンゴル軍との戦いで活躍する準備が整ってきた。題名通り、今後の大いなる戦いを予感させる間奏曲的な転換の巻といえる。

2021/09/06

まえぞう

金国へ攻め込むチンギスは、かつて梁山泊があった滸を訪ねる。一旦体勢を立て直し、次の進攻を準備するチンギス。一方で、近づく西征の伏線をはるかのように、ホラムズの王子ジャラールッディーンとジャムカの息子マルガーシの旅が続く。西征への転機が近づいている。

2021/07/23

Book Lover Mr.Garakuta

図書館本:【速読】(一日一書):北方謙三節の光った一冊。版図拡大に執念を燃やす、モンゴルに感動した。他国遠征の為に土地名も変わるし、若い衆も出てきて面白い、最後の方(340ページ)のやり取りなんて可也腑に落ちますよ。『自分は、未知の領域が怖くて、越えようとしない。』と思いました

2021/08/31

baba

いよいよ金国との戦いとなって、地図も広範囲となり、登場人物も西域も含めて次代の人物も登場して、ページをめくりながら、地図に戻ることに、でもそれが楽しい。梁山湖に至り、梁山泊から楊令まで懐かしい単語に胸が熱くなる。

2023/12/16

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