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布武の果て

布武の果て

布武の果て

作家
上田秀人
出版社
集英社
発売日
2022-05-02
ISBN
9784087717983
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布武の果て / 感想・レビュー

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starbro

上田 秀人、初読です。堺の商人の視点での織田信長の物語、この視点は新鮮ですが、歴史小説としては・・・ https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771798-3

2022/07/05

hiace9000

破竹の勢いで天下統一の階段を駆け登るも、「権に囚われた」故に、本能寺であえない最期を遂げた信長。当時「天下の鍵」と呼ばれた堺。堺の大商人にして茶堂衆の今井宗久、千宗易、津田宗及らの視点から信長と戦国の世を描く。商い人も戦人。戦乱の世においてはここぞの場面で命をかけて商いを張る。茶室を舞台に、時流を読み、人を観て、機を捉える商人たちの慧眼と、著者の歴史への深過ぎる造詣は圧巻! 本能寺の変の新解釈にも説得力あり。作品の深みを"史実"で作るか、"人描き"で作るかー好みは分かれるが…私はどうも後者派かも知れない。

2022/07/26

とし

布武の果て。堺の三商人今井宗久、千宗易、津田宗及(茶湯の天下三宗匠)から見た織田信長の生涯面白く読めました。

2022/07/15

ねむねむあくび♪

堺商人たちの視点で語られる織田信長の天下取り。着眼点がユニークで興味深かったが、後半からラストは駆け足気味で本能寺の変もあっけない。物語が唐突に終わった感じで物足りない。

2024/08/31

かんらんしゃ🎡

★テスラもGAFAもあれよあれよで旧勢力を越えていった。日本でもソフトバンクはPCソフトを売る会社だったし、楽天はいくつもあるショッピングモールの一つでしかなかった。いつの世も新興勢力の見極めは難しい。★三好に付くか織田に付くか。商売で培った嗅覚を頼りに、堺衆はベンチャー織田の成長性と先々の株価を値踏みする。間違えれば堺が滅びる。商人にとっても生きるか死ぬかの戦いだった。

2022/06/30

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