野望将軍 下
野望将軍 下 / 感想・レビュー
美代子
次第に雲行きが怪しくなる下巻にございます。個人的には、久通が逃げ出した臆病者ではなく、父たる久秀に落ちよ、そして敵を討て。と命じたために城から出たのだというフォローがとても良く久通のぼろぼろの防具が検討ぶりを表していてかっこいい。籠城戦を告げた後も、家臣が一人も逃げ出さなかったのは久秀の人柄を表しているようでいいな~と思う。それでいて、このお話の最後でおお~と驚かされます、ロマンがあります!!成瀬数富さんの表紙が本当に素晴らしいのだ。
2014/05/28
Genei-John
てっきり正統派歴史小説だと思ったら、なんと、『最後の一撃』ものだった。ラスト、不意をつかれて驚愕。ミステリではないが、それ以上の意外性。さすがの笹沢左保。
2012/10/25
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