優しくって少しばか
優しくって少しばか / 感想・レビュー
林 一歩
広義な意味で、頭の悪い女の子と付き合いたかった。雨上がりの突き抜けた青空を部屋の中から見上げ、素っ裸で笑いながらMake Loveできるような、馬鹿な女の子と。表題作を読むたびにその密かな目論見を思い出し、胸の奥が少しだけ痛む。追記:今読むと酷い感想だなと(苦笑)
2013/01/14
くみこ
男女間のどよーんとした感情を描き、中には不気味な隠し味を含んだものもある6編の短編集。恋というより馴れ合い、依存や執着に終始する男女の誰にも共感出来ず、交わされる会話も虚しかったり苛々したり。と悪口を並べましたが、小説の面白さは細部に宿るというのでしょうか。男から見た女の緻密な描写に感心し、最後まで飽きませんでした。でも再読したいかと聞かれたらもういいかな…。
2018/10/17
みゃお
後味の悪い話というか・・・ 砂をかんだような。というか・・・ なんともいいようのない男女の話の数々。 タイトル作品は、句読点がなくて 読みずらい。 男性のダダモレの感情を 表現するための手法なのかしら?
2014/12/13
林 一歩
このころの不条理な物語が好きでした。
2010/06/12
ふ
△
2023/11/12
感想・レビューをもっと見る