炎流れる彼方
炎流れる彼方 / 感想・レビュー
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「小説すばる」に1988年から1990年に連載された船戸与一作品。 皮肉を込めて「ラッキー」と呼ばれる日本人青年の一人称で語られる物語。 ラッキーがシアトルで世話になっているのが、これまた皮肉を込めて「ムーニー」と呼ばれるアングロサクソン系アメリカ人とその家族。 ラッキーの視点で描かれるムーニーの過去が徐々に明らかになる物語。 ボクシング小説→サスペンスミステリー→痛快アクション小説→怒濤のクライマックス。 全く先の読めない展開に、読んでるこちらの感情は振り回され、最後には打ちのめされます。
2024/04/02
kanamori
☆☆☆
2012/10/20
つちのこ
新刊購入。1991.2.23読了
1991/02/23
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