イギリス短篇24 (現代の世界文学)
イギリス短篇24 (現代の世界文学) / 感想・レビュー
本木英朗
丸谷才一ほかの人々が編纂した、英国の短編集である。俺は2004年にこれを古書店で手に入れたのだが、読むのは今回が初めてである。鋭い風刺、細やかな風俗描写、ユーモア溢れる的確な現実感覚で人生の断面を写す傑作集、という言葉そのものだろうね、うん。中でも俺的には、サマセット・モーム、イーヴリン・ウォオ、ミュリエル・スパーク、ダフネ・デュ・モーリア、P・W・ウッドハウスあたりが凄かったかな! でもウッドハウスの解説の中で、プスミス氏の名前が出ているのがミスだったろうか。とりあえず以降です。
2024/08/04
きりぱい
わーお!とうれしくなるイギリス作家が揃っているのだけど、期待に反して、これぞ!と思えるものがなかった。超短編なグリーンの「復讐」、モームの「奥地駐屯地」、ミュリエル・スパークの「ドーラ」、ウッドハウスの「エムズワース卿とガールフレンド」辺りがまだ好きな方かなあ。
2010/08/15
tekka
目当てのジーン・リース「彼らが本を焼いた日」と、ミュリエル・スパークの「ドーラ」しか読めず。どちらもキレッキレだが、ミュリエル・スパークの底意地の悪さは好き嫌いが分かれそう。短編集の拾い読みは気楽で楽しいが、そろそろこういう読み方は止めにして、基本全部読むようにしよう。
2022/07/18
トムトム
面白い!と思った話がサマセット・モームさんだった。読んだことがなかったけど有名な人が書いたお話は面白いんだと知った
2019/07/22
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