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すばらしきアメリカ帝国

すばらしきアメリカ帝国

すばらしきアメリカ帝国

作家
ノーム・チョムスキー
岡崎玲子
出版社
集英社
発売日
2008-05-26
ISBN
9784087734645
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すばらしきアメリカ帝国 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

「オルタナティヴ・ラジオ」のディレクターであるデイヴィッド・バーサミアンが試みたノーム・チョムスキーへのインタビュー集。内容的には、もっぱらその時々のアメリカのとった政策についてのチョムスキーの分析である。チョムスキーの分析にあたって、彼が私たち以上の特別な情報を有していたということはない。それでいて、それらの事柄をどう捉え、考えるかに彼の凄さが表れているのである。残念ながら、2008年の出版とあって、主に語られているのがブッシュ(子)時代のことであるが、アメリカの基本的な姿勢は今もほぼ変わらないだろう。

2024/11/05

Shinchan

原題は「Imperial Ambitions」で帝国の野望と訳すのだろうが、訳者が付けたのか「すばらしきアメリカ帝国」とこの題名はいかにもと思わせるような題になっている。チョムスキーの本は日本でもっと読んでもらいたいですね。

2017/08/01

En

チョムスキーがアメリカの実態について語っている本。「アメリカは自分たちがコントロールできるという条件のもとでの民主主義を欲している」「言いなりになるかぎりにおいて、好きなことをする自由が与えられている」というのは誇張か否か。どちらにしても強い権力を握るアメリカには注視していく必要があるだろう。それにしても宇宙の軍事化という件は恐ろしすぎる…。しかし、チョムスキーがこういった本を書き発表できるのは、さすが言論の自由の国。

2014/01/22

youco

中東の混乱はもはや手のつけられない絡まり具合となっている。世界=アメリカなんだからさぁ、と皆思っているわけだが、語られない事実も多々ある。暗黙知的な部分をどう処理するか。

2009/02/19

しろのやま

エルサルバドルやグアテマラ、ブラジルにハイチ……。そういったラテンアメリカ諸国の政治的状況を知らなかったので色々調べつつ読みました。中東や欧州に比して報道も少なく、教育でも扱われないと本当に求めないと情報が入って来ませんね。さて。アメリカ「帝国」は「ならず者」であるとありましたが、その理由は怯えから来るのかと驚き。予防戦争の話はやはり最たる例だったようで。それにしても実にアメリカは世界の広い範囲のことに介入しているし、チョムスキーはそれを知っているなあとまたまた驚き。第9章にアメリカ経済についての記述があ

2014/03/01

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