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危険な食卓

危険な食卓

危険な食卓

作家
小池真理子
出版社
集英社
発売日
1994-01-01
ISBN
9784087740486
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危険な食卓 / 感想・レビュー

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Take@磨穿鉄靴

久しぶりの小池氏。短編集。古い作品だがどれもほどよく楽しめた。「鍵老人」の鍵のありかのオチについては自分に置き換えたら「あり得る」と思えたのが怖かった。この話に関しては素直におじいちゃん目線でのグッドエンディングなのかな。表題作の「危険な食卓」についてはどっちもどっちな感が強かったけどまあ最後はいろんな物が流されて良かったんじゃないかな。ほんのり怖いけど気楽に楽しめる短編集。★★★☆☆

2023/01/24

みさどん

どの短編にも女性の持つ毒があり、話がどう転ぶのか予想がつかなかった。執念のある女性を敵にまわすと、男性は恐ろしいことになると感じ入る。こんな小説を作ってしまう筆者の中に、毒の欠片が潜んでいるのだろうか。作家さんは曝け出す仕事でもあるのかな、なんて思った。

2016/05/22

らむちん

図書館。20年も前の作品とは思えないです。楽しめました。わたしは表題の「危険な食卓」が一番面白かったかな?正直、ラストは基子にギャフンと言わせたかったです。わたしはお酒もサラミも好きですし(笑)

2014/12/07

ようこ

実にコミカルタッチなサスペンスで、面白かった。既読者が少ないのは、ちょっと古い作品だからなのか。私は好きです。

2018/03/22

アッコ

8編からなる作品。どれもちょっとしたスリルが含まれています。特に「囚われて」が一番怖かった。夫に支配された専業主婦がだんだん病んでいく。結果、妄想の果て妻は・・・・ これが一番インパクト強すぎて、残りの作品は印象薄い。尻すぼみで残念

2017/11/18

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