創作の現場から
創作の現場から / 感想・レビュー
元吉
★★★★☆ 書くための指南書。
2002/12/07
K7010
描かれていることが割合主観的である、というのは、「普遍的な小説の技巧」ではなく「私ならどう書くかという私見に基づいた小説の技巧」がその内容となっている。ゆえに、小説全体を俯瞰するというよりは、部分々々の書き方に触れているところが多い。小説とは、総じて人間を描き出すものであると筆者は繰り返し述べているため、人間の描き方に関しては学ぶべきところの多いハウツー本である。後半は、著者が実際に、これこれこうして書いていこう、という意志を基盤に書かれているが、著者にさして興味のない私は読み飛ばした。
究理
描かれていることが割合主観的である、というのは、「普遍的な小説の技巧」ではなく「私ならどう書くかという私見に基づいた小説の技巧」がその内容となっている。ゆえに、小説全体を俯瞰するというよりは、部分々々の書き方に触れているところが多い。小説とは、総じて人間を描き出すものであると筆者は繰り返し述べているため、人間の描き方に関しては学ぶべきところの多いハウツー本である。後半は、著者が実際に、これこれこうして書いていこう、という意志を基盤に書かれているが、著者にさして興味のない私は読み飛ばした。
2012/04/12
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