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地下街の雨

地下街の雨

地下街の雨

作家
宮部みゆき
出版社
集英社
発売日
1994-04-01
ISBN
9784087740615
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地下街の雨 / 感想・レビュー

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ちぃ

世にも奇妙な物語を見ている気分な本。表題の地下街の雨とキリハラさんのお話以外は、読了後ゾッとします。宮部さんの短編集は、余韻が残るモノが多く、好きです。ただ、時間が経つと忘れちゃうんですよね〜。そして、何度も楽しめる。長編はしっかりと心に留まるせいか、読み直しする機会は少ない。と言うわけで、宮部さんの短編はなかなか手放せない(笑)

2015/03/22

zanta

212/7/30/2015 これも再読。この本は前回読んだときの情景がはっきり浮かぶ。旅先の地下街の本屋で買って、同じ地下街の喫茶店で読んだから。それとも本を読んでの心象風景がそのまま自分の記憶になってしまったのだろうか…?やっぱり謎だった。表題作が一番印象的。むくろばらも。

2015/07/30

Junna.S

20年前?に出版された、ちょっぴりホラーテイストの7つの短編集。『地下街の雨』なるほどな、と思えた。『決して見えない』いい人だからこそ気の毒?『不文律』ボタンのかけ違いって恐ろしい。『混線』レトロな内容だが、むしろそこがコワイ!『勝ち逃げ』亡くなった方の生涯を扱き下ろすのは罰当たり?『ムクロバラ』誰にでもあり得そうでリアル。『さよなら、キリハラさん』SFチックな話と思ったら。どれも心の闇を題材としていて、色々と考えさせられる。個人的には、表題作の内容をもう少し膨らませて中編にしても面白いのでは、と感じた。

2014/03/10

風人

[図書館本]   宮部さん、初読み、七編の短編集でしたホラー・ミステリー・サスペンスを楽しめる、う~ん「世にも奇妙な物語」的な感じかな、楽しかった。

2019/04/13

Tanaka9999

「地下街の雨」「決して見えない」「不文律」「混戦」「勝ち逃げ」「ムクロバラ」「さよなら、キリハラさん」の7編の短編小説。 表題作の「地下街の前」が印象的で、後ろの小説ほど印象が薄い。しかし「決して見えない」。最後に最初の場面の直前に戻るが、時系列的に最後の場面のあと描かれない部分では語り手は死ぬのだろうか。「勝ち逃げ」と「さよなら、キリハラさん」は明るめだが、それ以外は暗い。全体に若干古い印象は持ってしまうが、なぜだろう。一部の話を除いて完全に現代でも通用する話のはずだが。

2019/08/28

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