でも女
でも女 / 感想・レビュー
橘 由芽
血液型とか星座とか干支とか占いの根拠になるような、性格を分類する材料はたくさんあるけれども、男性か女性という分類ほどではない。互いが「謎だ」「分からない」と思っていることがたくさんあるのだろう。それなのに(それだから?)惹かれ合って一緒に暮らしたり(はたまた別れたり)する。自分は女性だが、周りの男性諸氏を見るにつけ、「ホント、男って謎だ。永遠に理解できないな」と思うことが多い。でもアマゾネス状態がいいとも思いませんけどね。^^; 色んな人がいて、だから世の中は面白い。
2019/07/17
あっ!chan
はじめはエッセイかと思って本棚から引っ張り出してきて読み始めてみたら、実は女が主役の女同士の友情物語だった。そこに群ようこらしいユーモアと皮肉がいっぱい。しかもちょっと出てくる生活感が古いなぁと思って発刊日を見てみたら1994年だった。なるほどと思いながら、でも女性の行動や本音は変わっていないのではないかなぁ(と思う…)。そう言えばこの頃「ゼロハチゼロナナ」や「夜をゆく飛行機」等女性が主役の女性心理をえぐる似たようなシチュエーションの本を続けて読んでいるなぁ(全くの偶然なんだけど…)。勉強になります。
2014/05/28
caizi
おもしろいやんかいさ。図書館で何気に手にした群ようこさん本の2冊目。群ようこさんワールドにはまっていきそうな予感が。。。一番笑えたのは『エンドレス・リング』。この落ちすっきやなぁ。『キャンパスの掟』も僅差の面白さでした。
2014/06/26
YUKKE
買った覚えはないのに、これもなぜか本棚にあった本。誰かにもらったのかな?猫好きのエッセイストとばかり思っていた群ようこの小説でした。女のツボをついた短編集で、女友達はいいよねぇ~と、思えば、女友達はこわいよねぇ~という女関係を小説にしていて、とっても楽しく読みました。各短編のオチに、ついそうだよねと苦笑しながら読了。
2014/02/17
りいさ
群さんの本を初めて読みました。のほほんとした表紙のイメージから、ほのぼのエッセイだと思い読み始めた私は、毒っ気のある文章に驚き。他の本も読んでみたいです。
2012/10/13
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