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自殺倶楽部

自殺倶楽部

自殺倶楽部

作家
谷村志穂
出版社
集英社
発売日
1994-09-01
ISBN
9784087740929
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自殺倶楽部 / 感想・レビュー

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青蓮

タイトルが気になったので、手に取りました。思春期特有の潔癖さ、危うさ、孤独感、自己陶酔が彼等を死へと駆り立てたのかな、と。本当はそんなつもりじゃなかったのに、勢いで死んでしまった、そんな印象があります。私も幾度となく死を考えた事があるけれど、本書からは切実に逼迫した死への欲求が感じられなかったのも、そのせいなのかな。死んでしまえばそこで終わりだけど残された者は辛い。喪失した悲しみと、その死の意味を否応なしに考えさせられる。槙子はそれを通して一足先に「大人」になった。悲しい通過儀礼である。

2015/05/07

Alice@JazzCafé

図書館本。救いも希望もない。読まなければよかった。

2010/01/11

宮野香卵

どことなく退廃的な雰囲気。でも、私には自殺したくなる気持ちがどうしてもわかりません。ぬるま湯に浸かりきっているような人間だからかもしれませんが。

2012/08/25

もち米

自殺倶楽部<海の泡同盟>の記録係を頼まれた少女の話。耽美的な世界観。

2010/07/24

2階席のアイドル

タイトルが気になって読みました。なんかあんまり気分のよい話ではない。タイトルからそうだけど。

2015/08/01

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