自殺倶楽部
自殺倶楽部 / 感想・レビュー
青蓮
タイトルが気になったので、手に取りました。思春期特有の潔癖さ、危うさ、孤独感、自己陶酔が彼等を死へと駆り立てたのかな、と。本当はそんなつもりじゃなかったのに、勢いで死んでしまった、そんな印象があります。私も幾度となく死を考えた事があるけれど、本書からは切実に逼迫した死への欲求が感じられなかったのも、そのせいなのかな。死んでしまえばそこで終わりだけど残された者は辛い。喪失した悲しみと、その死の意味を否応なしに考えさせられる。槙子はそれを通して一足先に「大人」になった。悲しい通過儀礼である。
2015/05/07
Alice@JazzCafé
図書館本。救いも希望もない。読まなければよかった。
2010/01/11
宮野香卵
どことなく退廃的な雰囲気。でも、私には自殺したくなる気持ちがどうしてもわかりません。ぬるま湯に浸かりきっているような人間だからかもしれませんが。
2012/08/25
もち米
自殺倶楽部<海の泡同盟>の記録係を頼まれた少女の話。耽美的な世界観。
2010/07/24
2階席のアイドル
タイトルが気になって読みました。なんかあんまり気分のよい話ではない。タイトルからそうだけど。
2015/08/01
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