英語になったニッポン小説
英語になったニッポン小説 / 感想・レビュー
坊っちゃん
★★★ タイトルの通り、英語に翻訳された日本の小説についての本。あくまで「翻訳」について語っているものなので、真面目なお勉強本という感じです。宮脇孝雄の『翻訳地獄へようこそ』と同じ系統の本。高橋源一郎のナンセンスさや村上春樹の世界がどのように英訳されているのか、原書と翻訳本を読み比べてニュアンスや表現の違いなどを指摘しています。なかには山田詠美の『トラッシュ』のように大幅に改稿されているものも。まあ翻訳家を目指す人には必読の本かも知れませんが僕の英語力では、ね…(泣)(コメント:2019/07/14)
2019/07/14
takao
ふむ
2024/04/14
Shun'ichiro AKIKUSA
90年代ということを考えれば、先駆的な本。ばなな『キッチン』は翻訳研究者ヴェヌティの本でもとりあげられている。
2017/07/13
鈴音
日本語文学が英訳されるとどう翻訳されているか…という本。 英訳される時は、かなり思い切って改訳されていたり、そんなことありましたっけ?という事になっていて面白い。 紹介されている本を読みたくなる1冊
2022/07/13
鴇
紹介されていた小説を日本語⇔英語で突き合わせて自分でも読んでみたいなと思った。
2011/06/29
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