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ニュートンの林檎(下) (ニュートンの林檎)

ニュートンの林檎(下) (ニュートンの林檎)

ニュートンの林檎(下) (ニュートンの林檎)

作家
辻仁成
出版社
集英社
発売日
1996-04-19
ISBN
9784087741896
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ニュートンの林檎(下) (ニュートンの林檎) / 感想・レビュー

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タナー

何故それほど迄に、"僕"は元子を想い続けるのか.... この作品を読んだひとなら誰もが、かつて愛した、しかし今はもう...みたいな人を思い出すのではないだろうか。元子をはじめ樹彦や林造老人、掛巣といった、実に強烈な個性を持ったキャラがこの作品には登場する。一体どんな結末が待っているのかと、頁を捲る手を止めることが出来ない傑作。加奈子という女性を妻にすることで、ようやく"僕"も本当の幸福を手にいれることが出来たのかもしれない。

2021/05/02

星落秋風五丈原

妻や子供たちに去られ、無為の日々を送る僕は、九州の小都市へ向けて行を共にした。 青春小説からハードボイルドまで楽しめる。作者の自伝的作品。

2005/12/30

ヴェネツィア

下巻にいたって、通俗性はいっそう増していくようだ。主人公達が物語の中で年齢を重ねていくことにもよるのだが、第1部にはあった瑞々しさは残念ながらここにはない。カテゴリーも文学に入れようか、エンターテインメントにしようか迷うところ。

2012/03/09

西夏

フランスっぽい。上巻を読んでそう思った。ふと人に話すと、どこがフランスっぽいのかと聞かれた。下巻を読みながら、フランスっぽさの元を探したけれど、それがヒロインの移り気なところなのか、あるいは場面転換の速さなのか分からぬままに読み切ってしまった。下巻を読むと、転換の速さや濡れ場のご登場に週刊誌っぽいなとも思う。何を言いたいかって、それぐらいの感想しか出ないということである。

2020/02/20

しーふぉ

元子とは何なんだろうか?段々と男の質が悪くなっていく。それと共に物語も… 終わり方も疑問ですね。連載小説だったみたいなので枚数の関係なのか蛇足。

2012/10/01

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