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メランコリア

メランコリア

メランコリア

作家
村上龍
出版社
集英社
発売日
1996-05-01
ISBN
9784087741940
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メランコリア / 感想・レビュー

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はせがわ きよし

独白っていうの?一人がずーっと語り続ける形式好きだなー!村上龍はあんまり読んだことないけど、一貫したテーマみたいなのがあるね。日本や日本人にある、特定の糞みたいな所が大嫌いみたいだねwだからと言って日本そのものが嫌いってわけじゃない。それは読めば分かる。その点「5分後の世界」とか非常にわかりやすいんじゃないかな!

2013/07/16

冷たいウォンバット

なんだこの本は。この本書いたとき、病気だったんじゃないか。ヤザキの語りは、面白い。自己嫌悪と自己愛が両方あり、そこから一つ上というか、事実は事実しかない、という当たり前の、誰も見たがらない所まで這い上っていく。ポップスターの死とか、そういう事にも触れられていて、そこも、よかった。後半は、いまいちだった。オレは、セックスが嫌いだから。

2016/07/25

もぐを

ボクが聞き手なら5分でギブアップだな。ヤザキの告白。結局なんでホームレスになったんだっけ?相変わらず金持ちで理屈っぽい薬とSM好きのおじさんの話。

2017/12/08

わたなべ

この一連のシリーズを ‘SM、ドラッグ、エロ’ とかで語られる方が多いようですが、それらはテーマへ導く舞台設定なんじゃないかなぁ、、と。 『愛と幻想のファシズム』、『半島を出よ』、『最後の家族』、『共生虫』他諸々、、まったく別のジャンルの作家さんが書いたかと思えなくもない作品群とも通底するメッセージを感じます。

2013/03/20

Hiyori

以前読んだ「エクスタシー」の第二部とのことで、急がずちびちび読んだ。 この独白調、改行なしの文章は一体いつになったら終わるのだろう?と半ば挫折しかかった。 途中なんども、まるで強いアルコールが自分の体内に入り込むような、脳が腫れ上がった感覚になり、一種のトランス状態になりながら読み進めた。 最後の描写は震えた。 内容はあるようなないような。 だけど、文章だけでここまで味わわせてくれる龍さんはやはりさすが。

2015/08/20

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