バニシングポイント
バニシングポイント / 感想・レビュー
巨峰
短編集かと読みはじめたけど、3番目の短編あたりから連作短編であることに気づいた。実際は連作短編というより長編に近いかもしれない。死とすれすれに秘密を抱えて生きる人たち。連作短編の形になっているため、やや関係性がわかりにくく、全てが語り切られないもどかさを感じた。ただ、2番目の「恋」はこれだけ切り取った短編としてもすぐれていると思う。この短編の女性だけは、壁を越えて死に飲まれてしまった。時系列を逆さにしたことによって、余韻が残ることとなった。
2018/09/24
tetsu
⭐︎2 連作短編集のようでそうでもなく、どの話も中途半端でしりすぼみでストレスが残る。
2015/08/12
ケイ
それぞれがつながっているんだなあ…という以外はあまり感想はないなあ。
2012/09/17
peko
人生の儚さと切なさを描き、小雨がシトシトと降り続く肌寒い夜のような連作短編。
2014/11/09
OnStack
★★
2019/07/30
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