レックス・ムンディ
レックス・ムンディ / 感想・レビュー
とも
★★★★以前から気になりながらも初めて読む作家であったが、期待に違わぬ、いや期待以上の作品であった。ある緯度上に古代遺跡が並んでいるレイライン仮設を元に、謎を解いていくものであるが、その深堀が半端なく、読んでいるとあたかも事実と錯覚させられる程 練られている。よく似た系統としては、古くはグラハム・ハンコック『神々の指紋』や、最近で言えばダン・ブラウンの『ダビンチコード』に列せられるのであろうが、これらと比較しても全く遜色がなく、展開の大きさや精緻さでいえば、優に優っている秀作である。
2017/03/11
(まだない)
(2006/03読了)
2006/03/31
1977年から
2003年
ベック
かつてこれほど神を冒涜した物語があっただろうか。あの「総門谷」を読んだときと同じ興奮を味わった。この神であり悪魔である『世界の王』のイメージはキリストの遺体と重なって、まことに不気味な影を落としている。
チタカアオイ
【図書館】
2022/06/15
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