ももこの世界あっちこっちめぐり
ももこの世界あっちこっちめぐり / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
一時期立て続けに読んださくらももこさんのエッセイですが、少しブランクを置いてからのこちらの作品を読了しました。タイトルどおり、まさしくさくら先生が世界のあっちこっちをめぐる旅エッセイです。スペイン、イタリア、アメリカ西海岸、パリ、オランダ、そしてハワイを訪れた内容が書かれており、どの街もそれぞれに独特な雰囲気がさくら先生らしい描写で伝わってきます。やっぱりなんだかんだ言って、日本人は多くの方が話しているようにハワイが面白いみたいですね。でも、個人的には私は海外よりも国内をたくさん巡りたいなと思っています。
2018/10/26
NADIA
テーマのある海外旅行をエッセイにするというnonnoの企画を1冊にまとめたエッセイ本。私も行ったことがあるところがいくつかあったが、目の付け所がやはり違うな、と感心(^^) また、かなりおカネの遣い方が普通の人と違うなとため息。30万円もするベネチアングラスのシャンデリアを3つも買うとか、そこまでの高級ブランドではないとはいえ、限定ものの時計を「あるだけ全部ください!!」とか・・・。ファーストクラスも羨ましい。食べ物の美味しそうなところは特に面白く気に入った。身近なところからナシゴレンが食べたいなあ。
2018/11/14
ぶんこ
感動物の本を読んだ後だったので、軽い本をと手にしました。最初のスペイン旅を読み始めで(失敗かな?)と思う。以前村山由佳さんの仕事旅エッセイを読んで、動向の夫に呆れ、その後離婚したのを思い出していました。お腹壊したのに、妻の仕事への影響を考えない欲望に忠実な夫。読む気が失せる。父も一緒のラスベガス、グランドキャニオンは良かった。行きたくなりました。
2018/06/11
Tetchy
はっきり云ってさくらももこにはこういう企画ものエッセイ―しかも紀行物というベタさ!―には手を出して欲しくなかった。出版社の金を使って海外旅行に行き、感想をエッセイにする。一種、一般人を、特に海外旅行好きの一般人を冒涜するようなこういう企画は実に不愉快なのだ。とにかくこういう紀行エッセイというのは書くものがなくなった作家が細々と収入を得るためのものである。版元はさくらももこならではの特色を望んだだろうが、それは成功していない。
2009/08/19
まる子
non・noの編集者が持ってきたさくらさんへのあっちこっち」に行く企画。出発数日前から夫が腹痛だけど、それでも夫も一緒に行く!6ヶ月間、タイトル通りのあっちこっちめぐり✨緑茶が好きな彼女は、この旅にもしっかり持参し、必要に飲む。バリ人の青年にナンパされたり、父ヒロシの夢であるグランドキャニオンに連れて行く。治安、気温、安全を優先して行けなかった場所もあるけれど、写真やイラスト、彼女の言葉から楽しむ事ができる本だった。さくらももこさんのエッセイはどれも楽しめるからクセになる(笑)
2023/02/25
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