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完四郎広目手控

完四郎広目手控

完四郎広目手控

作家
高橋克彦
出版社
集英社
発売日
1998-08-26
ISBN
9784087743524
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完四郎広目手控 / 感想・レビュー

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こおり

完四郎(1) 初・高橋克彦作品。面白い。噂を集めて瓦版を出したり、イベントを仕掛けたりして利益を得る「広目屋」の藤岡屋を舞台に、主の由蔵が集めてきた噂から展開していく謎解き話がバラエティ豊かで新鮮だった。あと、何と言っても魅力は登場人物よね。主人公の完四郎は私好み(剣豪、性格良し、育ち良し、謎解き良し)だし、仲間も味のある良いヤツ揃いで読んでいて気持ちがいい。完四郎がセリフで簡単に謎解きしすぎ…な部分が若干気にならないでもなかったけど…でも、楽しかったから続きも読むわ~ 

2014/05/08

星落秋風五丈原

主人公の完四郎は、見目よし、腕良し、推理力抜群。幕府重職の叔父を持ついい所のボンボンであり、市井の人々とも親しい、ある種時代劇の典型的なヒーローのパターンを踏襲。これに途中から未来が見える少女も加わると、あまりにもスーパーヒーロー過ぎるという声も少なからずあるが、事件を解決した暁のすかっとした爽快感を味わいたいという向きにはおすすめかも。

2004/08/05

お華

★★★★☆だいぶ前に出た本なので、図書館でも普通の書棚にはなくて書庫から出してもらいました♪私好みで面白かったです(^ν^)シリーズ続きも読みたいな♪

2013/08/11

あいべきん

いやー、また素敵な作品に出会っちゃった。てか、高橋さんのことを思い出した私が天才←アホw 完四郎が優秀すぎてあっという間に事件を解決してしまうので「え、もっと考えたかったのに」とも思わないでもないですがw サクサク読めてテンポがいい。登場人物みんないいキャラ。こちらもシリーズ制覇したいです。

2018/11/04

ムク

前に読んだ時代小説の中で引っかかった「広目屋」という言葉を検索していて目に止まった一冊。思いがけず当たりだった。安政2年の江戸を舞台に、実在の人物や事件とフィクションをうまく絡めながら幕末の江戸の町に起こる事件を描く。江戸時代に詳しい人ほど楽しめるだろう。シリーズの続きもぜひ読みたい。★★★★☆

2013/10/25

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