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生きて候

生きて候

生きて候

作家
安部龍太郎
出版社
集英社
発売日
2002-10-18
ISBN
9784087744026
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生きて候 / 感想・レビュー

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hideo

加賀藩家老、本多政重の半生を描いた物語。少し長く、時代劇の感覚で読んだ方がよいかも。当時の経済的背景も感じられるので、その部分は興味深い。

2013/06/13

ナオデラ

養父倉橋の遺言を胸に見事に生を使おうと奮闘する本多政重。秀吉の朝鮮出兵中止嘆願、関ヶ原を経て宇喜多秀家と豪姫に対する忠義。その根底には実父正信から受け継いだ民衆に対しての愛情がある。国内だけでなく朝鮮や琉球などが登場し、自分的には今まで不透明だった部分を少し垣間見られたような感想を持ちました。竹蔵は二刀流。

2014/02/12

tko

長かった。本多政重、この武将を知らなんだ。本多正信の次男。宇喜多秀家、前田利長、直江兼続など名だたる大名に仕えた。この大名を転々としたことの訳が彼の義理なる生き方なのか?。日本の歴代朝鮮侵略の始まりや関ケ原の戦で秀頼が三成につかずに中立した訳などが書かれ面白く読めた。「花ありて熱き時代は過ぎにけり ただゆくりなく生きて候」

2021/09/14

須那 雄太郎

津山市立図書館

2022/06/25

バリバリブーン

秀吉の朝鮮出兵から関ケ原前後、主に宇喜多家家臣という反徳川方の武将として活躍した前半生を中心に描かれています。 本多政重の印象は、徳川幕府発足後の、直江兼続の養子、前田家の家老という幕府とのパイプ役という兄正純と同じ政治家という印象が強かったので、その予想を裏切る武勇や一本気な生き様に痺れました。

2016/07/01

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