シュークリアの海
シュークリアの海 / 感想・レビュー
カザリ
モルディブにワーホリに行く女性。バブリーな時代にはよくあったんじゃないかなあと思う。表題の作品も、続編も何が起きるというわけではないんだけれど、ラストの一文がよかった。
2019/10/05
星落秋風五丈原
ひとかけらの恐怖と孤独感に包まれながら、落ちてゆく海のなかで見つけた、愛の破片たちの輝き−。満たしきれない日々を生きるアサコの新たな出発を描いた表題作ほか3篇を収録。
2010/04/08
luna piena
理由なく、受け入れてくれて。心を抱きしめてくれる相手って、近くにいても、案外気づかないものだよね。気づけたらきっと、世界が少し、ゆっくり見れるような気がする。
2012/06/02
ni-ni-
日本では軽い鬱を抱えていた、海外の小さなリゾートの島で働くアサコと、誰とでも奔放に寝るルームメイトのキリ。レズビアンとはまた違う、二人の関係。行き当たりばったりの日常。あんまり好みではなかったかも。
2009/01/20
100名山
登場人物に素肌を露出させてモスクのあるマーレを闊歩させたり、薬物を使用させたり、モルジブのイメージを悪くするだけだと思う。 リゾート地を一時の職場、生活の場として渡り歩く若者はいるし、閉ざされた環境で男女の出会いも刹那になるのも確かだが、これらの設定が前面に出てきて、モルジブの良さが全く見えてこない。 器具を付けて海と間接的な接触を持つスキューバと素肌に感じるシュノーケルの直接感は分かるが、薬で35メートル潜らせるのにどのような意味があるのか分からない。 シュークリアという言葉が全く生きない作品である。
2009/04/14
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