KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

異形家の食卓

異形家の食卓

異形家の食卓

作家
田中啓文
出版社
集英社
発売日
2000-10-26
ISBN
9784087744927
amazonで購入する

異形家の食卓 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Satomi

ぶったまげたよ~!!!!強烈~!!刺激的~!!破壊力抜群!!趣味の悪さこのうえない!!想像をはるかに超える悪食の数々…。比喩でもなんでもなくリアルにのけ反った…笑!!さらにもう一つの驚きは私自身の順応性!!1話目の「にこやかな男」を読んでいる時は、あまりのグロさにゲロゲロと身悶えし中断しながら読んでいたのはずなのに…終盤は一気読み!!人間って慣れるもんですな…笑(;・∀・)

2016/04/24

あも

長年読みたかった本。うーわ、気持ち悪っ!!自分の持てる全スペックを生理的不快感・嫌悪感を刺激する事だけに全振りしても敵わないだろう本書。にゅるにゅる、ぐちょぐちょ、にちゃにちゃした気持ち悪いお食事シーン満載の短編集。胎児を虐待して食べる大臣に吐き気を催し、毒性のある生物しか棲まない島に漂流し、父親の膿(唯一食べれる)をすする少年の独白は本当に勘弁してくれと逃げ出したくなった。全編通して相当グロいはずだけど、それより異形の生物を食す描写の気持ち悪さが秀逸過ぎた。その他、田中氏十八番のダジャレ落ちも満載です。

2017/01/10

鱒子

図書館本。グロごはん短編集。酷い、酷すぎる。あんまりだと思うシーンは想像力を凍結させて、字面だけ追いかけました。でもね、酷すぎてなんだか笑っちゃうのです。考えてみれば、蟹だって明太子だって結構グロい。美味しい事はいい事です。

2018/06/10

らむちん

読友さんオススメ本、チャレンジ‼︎「ああ・・ああ・・・」もう、参りました(笑)1作目の「にこやかな男」でジュサツがホテルで1人になったあたりから、自分の口がイッー!って形になり、本を遠ざけてしまい、読むのキツかった〜!短編集なのでベタベタやらドロドロやらそれぞれ盛りだくさん。田中さん、素晴らしい。

2016/04/10

瑞佳

表紙の親子が『オー!マイキー』みたいですでに気持ち悪い。ずぶずぶぐちゅぐちゅにゅぐにゅぐ…と。あらゆる厭らしい擬音もたっぷりでさらに気持ち悪い。世界観は清々しいほど狂っていてみんな考えられないくらい変態。すごいなー。このセンス。田中センセイの頭蓋骨かち割って脳髄とかいろいろずるずる引きずり出して隅々まで検分してみたい衝動にカラレル。また本書が田舎町の図書館にもちゃんと所蔵されていたということもなにげにすごい。ええのか?悪趣味でアブノーマルな描写がぎっしりで、読了後、食欲はかくじつになくなるかも。おえっぷ。

2016/12/25

感想・レビューをもっと見る