邪悪な花鳥風月
邪悪な花鳥風月 / 感想・レビュー
ラルル
ぐぬぬ…やはり合わない、私には。そう思いつつも志麻子さんの本を読んでしまうのはたまに大当たりがあるから。そして志麻子さん自身はとても好きだから。現代百物語のシリーズは大好きなんだけどな~。まとめ買いした志麻子さんの小説はまだあと1冊ある。…よし、頑張るか。
2018/08/30
星落秋風五丈原
小説執筆のため家族と離れ、都内のウィークリーマンションで缶詰生活を送ることになった弘恵。部屋から見下ろすわびしいアパートに興味を持った彼女はその住民達を主人公に小説を書き始めるのだが。タイトルに全て「花・鳥・風・月」がついている連作集。 一連の岡山レトロ昭和もので人気を博する著者の現代ものは珍しい。文章のねっとりぶりは健在だけれど世の中の表に出てこないような淫媚、土俗的な様子がないのはやはり物足りない気がします。タイトルにもある「邪悪」さが足りないのです。
2001/09/08
ねなにょ
もっとイッちゃってるのかな? と覚悟していたので、ちょっと肩透かしをくらったような…。ラストのオチも「あぁ、そうきたか」という感じ。
2017/11/14
sister-ray
「ぼっけぇ、きょうてえ」以来、岩井志麻子氏の作品は気になってはいたが、ちゃんと読んでみたのは初めて。著名作品が図書館の棚に無かったのでこの作品を手に取ったのだが…うーん、間違いだった? 4編の連作からなるメタフィクション。3作目だけ完全に現実から遊離し妖怪七変化の世界へ。岩井氏の世界を本作だけで判断は出来ないと思うのですが、わたしはあまり好きにはなれませんでした。
2017/12/22
5〇5
~いわいしまこアナグラム~ 岩井志麻子✕2 → 今、忌まわしい子、死、怖い
2016/10/02
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