KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

孔雀狂想曲

孔雀狂想曲

孔雀狂想曲

作家
北森鴻
出版社
集英社
発売日
2001-10-26
ISBN
9784087745443
amazonで購入する

孔雀狂想曲 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

れみ

下北沢の骨董商・雅蘭堂の越名集治が主人公の短編集。冬狐堂シリーズにも登場する越名さんだけど、陶子とは違うジャンルの物が登場したりして興味深いし、押しかけアルバイトの安積とか、電話でしか登場しない兄の収一とか、なかなか面白いキャラクターでも楽しめた。

2014/07/27

フリスビー

骨董屋「雅蘭堂」の主人、越名のもとに集まるミステリ短編集。他のシリーズにも登場する越名ですが、その人柄からかあまり暗い内容ではなかったのが良かったです。主に古道具や古民具を扱っているので、ジッポーやジャンクカメラなど身近な道具が題材になっているのも親近感がありました。骨董の世界の奥深さや恐ろしさは相変わらずの調子。しかし、「品物が持ち主を選ぶ」と言う越名の信念には納得です。続編が書かれなかったのが惜しいところですね。

2013/09/08

あー

図書館本。前半、楽しく読んでいたけど途中の難読漢字が○で囲まれて(✏️)いたからテンションが下がってがっかり😖

2020/01/19

星落秋風五丈原

骨董品(雅覧堂)に集まってくるいろいろな品の数々。絵画のサーチャーとしての裏の顔を持つ店主・越名集治は、人々の思いが詰まったその品々から人々の欲望と闇をいかに暴き出すのか。短編8編を収録した雅覧堂シリーズ第1弾。表題作他店に飾られた古いジッポーライターを買い求めに来た少女と老人をめぐる意外なエピソードが語られている「ベトナムジッポー・1967」「ジャンクカメラ・キッズ」「古九谷焼幻化」「キリコ・キリコ」「幻・風景」「根付け供養」「人形転生」収録。

2001/11/11

とも

骨董店『雅蘭堂』を舞台に、細目の店主・越名が活躍する骨董ミステリー。 うん、面白かった!狐と狸がばかしあう骨董の世界に身を置きながら、どこか優しくて間の抜けた越名さんが好きですねー。 個人的には香水瓶にまつわる『キリコ・キリコ』と、根付け細工師・島津の執念を描いた『根付け供養』がよかったです。『キリコ・キリコ』の結末にあっと言わされ、『根付け供養』の島津の頭を撫でたくなりました(笑)

2011/10/16

感想・レビューをもっと見る