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斬られ権佐

斬られ権佐

斬られ権佐

作家
宇江佐真理
出版社
集英社
発売日
2002-05-24
ISBN
9784087745818
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斬られ権佐 / 感想・レビュー

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さなごん

満身創痍な体でお役目かあ。菊井があまり好きではなく。最期が哀しい

2015/12/19

ケイプ

文句なしの五つ星。やはりいいです、この話。自分の命よりも大切に思えるものに出会って最期までそれを守りました。一緒に生きた時間は短かったかもしれないけれど、その時間が倖せだったからこそ残された者はまた生きてゆけます。涙ボロボロ悲しく切ないお話だけど読んだ後は温かい気持ちになれます。このお話を書いてくれてほんとにありがとう宇江佐さん。

2015/12/23

コージー

斬られ権佐、最初から最後までカッコ良かった。男の鑑だね。あさみが惚れるわけだ。悲惨な事件が多い中、「流れ灌頂」「赤縄」は権佐の機転の利く判断が光ってた。不幸に成る人が少なくて良かった。やっぱりいいね、宇江佐さん。

2017/01/23

くりはら

すべてがめでたしめでたし・・・で終わるわけではないのに、どうしてこんなにも安らげる小説なのか、不思議です。人と人とのつながりがこちらにしっかりと伝わってくるからでしょうか・・・登場人物の体温まで感じられる小説です。

2010/02/02

オレンジ。

「なでしこ御用帖」から読んで「シマッタ」と思ったが、盛んに権佐やあさみの名前が登場して期待が膨らんでいたので、かえってこれで良かったと思う。権佐から人を愛する尊さを学び、あさみからは一人の人を愛し抜く女の心意気のようなものを学んだような気がする。何度も笑わされ、何度も泣かされるという嬉しい予想外れの一冊だった。

2014/03/26

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