KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

コンビニ・ララバイ

コンビニ・ララバイ

コンビニ・ララバイ

作家
池永陽
出版社
集英社
発売日
2002-06-21
ISBN
9784087745863
amazonで購入する

コンビニ・ララバイ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

紫 綺

何となく一軒のコンビニを舞台にしたほのぼのコメディかと思ってた。店長は女房子供を交通事故で無くし、自暴自棄になってるし、店員もお客もややこしい事情を背負った者ばかり。連作短編形式で読みやすくはあったが、感動の涙を流すまではいかなかった。

2016/08/13

ゆみねこ

小さなコンビニを舞台にした、愛と再生の物語。オーナーの幹郎の心の傷と、従業員や店を訪れるお客との出来ごと。最後はファンタジーのような幕切れでしたが、ちょっとウルウルして読了。池永さんの作品ではイチオシになりそうです。

2013/09/18

ち~

子供と妻を続けて事故で亡くした店主、幹郎が営む小さなコンビニエンスストア。そこへ訪れる人々のストーリー。幹郎によって少し救われる人たち。どの登場人物も好きになれない。そんな愛のカタチや生き方もあるかもしれないけど、自分にとっては非現実的な世界。幹郎もまた、お人好しで、とても親身になって手助けしてあげてるけど、何か好きになれない。そして全体に漂う陰鬱でとにかく暗いイメージ。でも、おもしろくない訳ではなかった。

2016/10/25

nyanco

暗くやる気のなかった幹郎が、様々な人と触れ合い、この仕事を続けるのも悪くない…と気持ちが変わっていく。焼きそば好きの犬を連れたホームレスの話など、なかなか面白いエピソードもあるが、連作なので、ちょっと無理を感じる作品もあり。『珈琲屋の人々』とこれを続けて読むと、う~んと思ってしまう。次は少しテイストの違う作品を読んでみたい。

2009/06/04

嘉江☆海★山♫

「不器用だから、愛おしい。人間ドラマの交差点。」ナツイチ課題図書。物語の舞台が「コンビニ」だからこそ、今の世の中の問題や、さまざまな人たちの悲しみや苦悩を、より一層、現実味を持って感じられる作品だと思った。たくさんのニンゲンがいるんだからさ、十人十色な、百人百色な、千人千色の人生があるんだよ。だからきっとさ、わたし色の人生でいいんだよ。そんな気持ちにさせてくれた。コンビニの数は山のようにあるけれど、きっとみんな、それぞれのお気に入りの(ミユキマートのような)コンビニがあるんだろうな♫ララバイ

2013/08/30

感想・レビューをもっと見る